学内講座コード:
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主催:
佛教大学 [ 佛教大学オープンラーニングセンター (京都府) ]
講座名:
『小倉山荘色紙和歌』の鑑賞ポイントを探そう ―現存する古注釈を参考にしながら―
申し込み締切:
2013年03月21日 (木) 23:30
開催日時:
1月24日(木)、2月28日(木)、3月21日(木)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
1,000円
定員:
150名
講座回数:
6回
講座区分:
通年
その他:
各1回1000円
補足:
-
通称『百人一首』は、藤原定家が最後にまとめた作品として有名です。 学校現場でも、教材に取り上げられているからでしょうか、安定した人気に支えられて鑑賞を助けてくれる書籍も多数出版されています。 「和歌の鑑賞は自由にして下さい」と申し上げているのですが、この作品に関しては出版物の多さから、それは難しいようです。 今回は、現存する「古注釈」の記述を比較しながら、「あらたな鑑賞のポイント探し」という無謀な挑戦をしようと思います。
■ 冬期の講座内容
1月24日(木) 『詞花和歌集』『千載和歌集』からの収録歌
歌道家として和歌史に名を残す「六条藤家」と「御子左家」は、激しく対立しました。 その両家が編纂した『詞花和歌集』『千載和歌集』から撰入された歌の特徴を、古注釈を参照しながら考えてみます。
2月28日(木) 『新古今和歌集』からの収録歌
『新古今和歌集』の編纂には、定家も撰者の一人として関わっています。 当時の撰歌志向が、『小倉山荘色紙和歌』に反映されているかということは、興味をそそられます。『 新古今和歌集』『小倉山荘色紙和歌』の各古注釈を比較しながら、考えてみます。
3月21日(木) 『小倉山荘色紙和歌』と秀歌撰
定家は、歌人としてさまざまな業績を残しています。 秀歌撰と呼ばれる作品の編纂もその一つです。『 小倉山荘色紙和歌』が秀歌撰の一つといえるのか否かを考えること、それもこの作品を読む面白さであり、鑑賞のポイントともいえるでしょう。
※講師の緊急な都合などにより、日程、講義内容等を変更する場合があります。
・興味・関心のある回、1回のみの受講も可能です。
・各回の講義内容ならびに会場へのアクセス方法は、当センターホームページに掲載しておりますのでそちらをご覧ください。
名前 | 千古 利恵子 |
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肩書き | 京都文教短期大学教授、 佛教大学講師 |
プロフィール |
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