学内講座コード:
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主催:
佛教大学 [ 佛教大学オープンラーニングセンター (京都府) ]
講座名:
和歌を鑑賞するための基礎講座(4) 歌枕と和歌
申し込み締切:
2012年09月27日 (木) 23:30
開催日時:
7月26日(木)、8月30日(木)、9月27日(木)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
1,000円
定員:
150名
講座回数:
6回
講座区分:
通年
その他:
各1回1000円
補足:
-
歌碑をご覧になったことがあると思います。 刻まれた歌に目を留めますと、それまで何気なく見ていた景色に情趣を感じたりするのです。「鑑賞」はゆかりの地を訪ね、その空気の中に浸ることから始まる-といわれるのも、そのような体験によるのでしょう。 ところが、歌碑の和歌が、総てその地で詠まれたものではありません。 現代のガイドブックに類する本や色々な資料を参考に詠じた和歌もあります。 今回は、「歌枕」と呼ばれる和歌に詠まれた有名な場所を紹介しながら、詠歌の様子を覗きます。
■夏期の講座内容:
7月26日(木) 近畿地方の「歌枕」と和歌(1)
三重・大阪・兵庫・和歌山の歌枕と、その地を詠じた和歌を鑑賞します。 京から比較的近い歌枕といえますから、歌人たちも色々な情報を持っていたはずです。収集した情報から各歌人が膨らませていたイメージを想像し、鑑賞します。
8月30日(木) 近畿地方の「歌枕」と和歌(2)
滋賀・京都・奈良の歌枕と、その地を詠じた和歌を鑑賞します。この3県の歌枕は多く詠じられています。従って、その地を詠じた作品を比較すると、歌人としての力量の差が現れているのではないかと思うのです。その違いを楽しみながら鑑賞します。
9月27日(木) 中国・四国・九州地方の「歌枕」と和歌
この地方を囲む海の光景は歌人たちの想像をはるかに超えていたことでしょう。都人や防人や武人たちの目がとらえた光景を想像しながら、歌枕の役割を再確認します。
※講師の緊急な都合などにより、日程、講義内容等を変更する場合があります。
・興味・関心のある回、1回のみの受講も可能です。
・各回の講義内容ならびに会場へのアクセス方法は、当センターホームページに掲載しておりますのでそちらをご覧ください。
名前 | 千古 利恵子 |
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肩書き | 京都文教短期大学教授、 佛教大学講師 |
プロフィール |
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