学内講座コード:
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
佛教大学 [ 佛教大学オープンラーニングセンター (京都府) ]
講座名:
日本歴史における光と影
申し込み締切:
2011年03月09日 (水) 23:30
開催日時:
1月12日、2月9日、3月9日 毎回水曜日/15:30~17:00
入学金:
-
受講料:
1,000円
定員:
150名
講座回数:
12回
講座区分:
後期
その他:
各1回1000円
補足:
-
■概要:
歴史の世界では、周知の事実としてあつかわれている歴史の認識がもろくも崩れさっていくこともあり、他方では暗い陰謀の所産とみなされていた歴史が、新たな史料の出現によって、十分に合理的根拠をそなえたものであることを発見することもあります。本講座の趣旨は、これまで歴史の「常識」として知られているものを、徹底的に洗い直すことによって真実の歴史を探究していくことであり、他方では、これまで見落とされ、見過ごされてきた大小さまざまな事柄の重要さ、歴史的意義を鮮明にしていくことにあります。
■冬期の講座内容:
1 月12日(水)徳川幕閣 ー老中政治の展開ー
幕府政治の基本は老中政治であり、数名の老中たちが会して合議決定するイメージであろう。 だが実際の老中による政治運営の具体的な姿とはどのようであり、また老中政治の起源はどうであったか。 歴代政権の代表的な老中を取り上げて幕府政治を概観する。
2 月9 日(水)徳川時代の天皇制Ⅰ
財力も軍事力ももたない天皇と朝廷が、なに故に徳川時代260年を越えて存続することができたのか。 徳川和子(東福門院)の入内や二条城行幸といった豪華絢爛たる王朝絵巻さながらのイベントが繰り広げられた意義を、家康の政権構想の中で考える。
3 月9 日(水)徳川時代の天皇制Ⅱ
大嘗祭を復興したのは吉宗、天皇御陵の修復調査を始めたのは綱吉、平安京内裏を復元して今日の京都御所の形を作ったのは松平定信。 徳川幕府はなに故に、天皇と朝廷に対して奉仕の態度を取り続けたのであろうか。 幕末における尊王攘夷論の勃興との関係において、これらの問題を検討する。
※講師の緊急な都合などにより、日程、講義内容等を変更する場合があります。
・事前申込は不要です。各回、当日開始60分前より受講申込を受付いたします
・興味・関心のある回、1回のみの受講も可能です
・ 各回の講義内容ならびに会場へのアクセス方法は、当センターホームページに掲載しておりますのでそちらをご覧ください
名前 | 笠谷 和比古 |
---|---|
肩書き | 国際日本文化研究センター教授 |
プロフィール |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.