学内講座コード:
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主催:
佛教大学 [ 佛教大学オープンラーニングセンター (京都府) ]
講座名:
日本歴史における光と影
申し込み締切:
2011年12月14日 (水) 23:30
開催日時:
10月12日(水)11月 9 日(水)12月14日(水)/15:30~17:00
入学金:
-
受講料:
1,000円
定員:
150名
講座回数:
12回
講座区分:
その他
その他:
各1回1000円
補足:
-
歴史の世界では、周知の事実としてあつかわれている歴史の認識がもろくも崩れさっていくこともあり、他方では暗い陰謀の所産とみなされていた歴史が、新たな史料の出現によって、十分に合理的根拠をそなえたものであることを発見することもあります。本講座の趣旨は、これまで歴史の「常識」として知られているものを、徹底的に洗い直すことによって真実の歴史を探究していくことであり、他方では、これまで見落とされ、見過ごされてきた大小さまざまな事柄の重要さ、歴史的意義を鮮明にしていくことにあります。
■秋期の講座内容:
10月12日(水)三百諸侯-「藩」の構造-
江戸時代の藩は自然発生的な組織でした。 本来は大名と家臣団からなる軍事組織であったものが、どのような過程を経て藩という組織を形成していくのか、終身雇用や年功序列といった組織特性を生み出すことによって日本社会の原形をなしている藩の性格を明らかにしていきます。
11月 9 日(水)主君「押込」の慣行と近世的秩序
江戸時代の君臣関係において、主君が暴虐で家中・領民がこれに苦しむ時、口頭での忠告である諫言が有効に働かない場合には、家臣団の結束をもって暴虐の主君を強制的に廃位に追い込むことが行われていました。 講座ではその事例を紹介するとともに、武士道や忠義の観念とどのように関係しあうのかを解説します。
12月14日(水)赤穂事件と武士道
あまりに広く人口に膾炙している赤穂事件でありますが、しかしながらそこで活躍する大石良雄以下の人々の行動については、赤穂事件の中だけではなく、武士社会に広く通用していた慣習や規範、武士道といったものを踏まえて理解しなければ正しい認識は得られません。 赤穂浪士たちが前提としていた観念を探っていきます。
※講師の緊急な都合などにより、日程、講義内容等を変更する場合があります。
・興味・関心のある回、1回のみの受講も可能です。
・各回の講義内容ならびに会場へのアクセス方法は、当センターホームページに掲載しておりますのでそちらをご覧ください。
名前 | 笠谷 和比古 |
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肩書き | 国際日本文化研究センター教授 |
プロフィール |
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