学内講座コード:
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主催:
佛教大学 [ 佛教大学オープンラーニングセンター (京都府) ]
講座名:
佛教大学ビハーラ研究会主催<br>ビハーラを問い直す -生死一貫の総合ケアを目指して-
申し込み締切:
2016年12月11日 (日) 23:30
開催日時:
10 月17日(月)、11 月14日(月)、12 月12日(月)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
0円
定員:
50名
講座回数:
11回
講座区分:
通年
その他:
※資料代(1回500円程度)が別途必要です
補足:
-
「ビハーラ」という概念が1985年に田宮仁氏によって発表されてから、早30年が経過し、徐々にではありますがビハーラの概念とその活動が社会に浸透してきております。その間、ビハーラ活動はさまざまな展開をし、今日では「ビハーラ」は「医療機関や福祉機関における仏教による看取りのケア」といった狭義的解釈には留まらず「生老病死のあらゆる苦しみに寄り添う仏教者の社会貢献活
動全般」と広く解釈されるようになりました。そこで当研究会では、「『ビハーラ』について今一度根本的に問い直す時期に来たのではないか?」という問題意識の下、皆様と共に、医療・福祉の現場で活動されている方々の著書や事例報告から学び、議論することを通して、「ビハーラ」の概念やその活動のあり方を問い直していきたいと思います。
佛教大学ビハーラ研究会世話人一同
■秋期の講座内容
10 月17日(月)生と死と文化~五感で感じるスピリチュアルケア
兵庫医科大学 先端医学研究所 細胞・遺伝子部門 入澤 仁美
日本の医療施設では、身体的な治療行為に重点が置かれ、心のケアにほとんど目が向けられていません。しかし、日本スピリチュアルケア学会では、「アートケア」と呼ばれる音楽やダンスや絵画の持つ癒しの力が注目されています。本講演では、スピリチュアルダンスと言われる「ベリーダンス」を取り上げ、五感を通してのケアの在り方を考えてみたいと思います。
11 月14日(月)緩和ケア病棟の現場から仏教をみつめなおす①~那珂川病院・あそか病院の緩和ケア医・僧侶として~
那珂川病院・あそかビハーラ病院医師・僧侶 月江 教昭
仏教は必要・不必要の論理で語るべきではありませんが、今回はあえて、病院(緩和ケア病棟)という現場で感じる仏教の必要性“こういう時に仏教が必要!”を、事例を通して、皆さんと一緒に、自分自身が死ぬ時を意識して考えてみましょう。
12 月12日(月)緩和ケア病棟の現場から仏教をみつめなおす②~あそかビハーラ病院のビハーラ僧として~
あそかビハーラ病院常駐僧侶・浄土真宗本願寺派僧侶 高橋 了
緩和ケアの現場では、悲しみの中にも喜びに出遇えます。そして、私自身の生き方が問われます。仏のお慈悲の「ぬくもり」の中、あそかの日常から、いずれ死を迎える私自身の問題として、生きることを皆さんとともに考えていきたいと思います。
※講師の緊急な都合などにより、日程、講義内容等を変更する場合があります
名前 | 入澤 仁美 |
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肩書き | 兵庫医科大学 先端医学研究所 細胞・遺伝子部門 |
プロフィール | |
名前 | 月江 教昭 |
肩書き | 那珂川病院・あそかビハーラ病院医師・僧侶 |
プロフィール | |
名前 | 高橋 了 |
肩書き | あそかビハーラ病院常駐僧侶・浄土真宗本願寺派僧侶 |
プロフィール |
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