古典和歌入門―和歌をどう読み解くか―

※現在、この講座の申し込みは
行っていません。

• 講座詳細

  和歌ってわからない。必ず１度は感じたことがあるのではないでしょうか。その一方で、何かわからないけれど和歌に興味を持っている方もいるのではないでしょうか。
  　和歌はたった三十一文字（みそひともじ）しかないため、そのなかに多くの情報が詰め込まれています。その情報を読み解けるか否かが、和歌がわかる、わからないの分岐点になっているのです。…と書くと難しいように感じるかもしれませんが、なぞなぞのように考えていただくと、より身近になるかと思います。
  　本講座は、和歌の基礎知識を学ぶことによって、和歌の面白さを少しでも深めることを目的とします。
  　
  　第１回　心をどう表すか　―心物対応構造―
  　第２回　言葉の駆使　―縁語・掛詞―
  　第３回　土地のイメージ　―歌枕―
  　第４回　演じる　―題詠―
  　第５回　季節の捉え方　―和歌の規範―
  
  　『百人一首』に載るような一度は聞いたことのある歌や私がいいなあと思う歌を取り上げ解説しながら、講座を進めていく予定です。一緒に和歌を楽しみましょう。

• 備考

  【参考書】
  『和歌とは何か』　渡部泰明　岩波新書
  『短歌学入門』　辰巳正明　笠間書院

• 講師陣

  名前	荒木　優也
  肩書き	國學院大學准教授・博士（文学）
  プロフィール	【専門分野】 和歌文学