学内講座コード:710230
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
聖徳太子の実像
申し込み締切:
2024年05月06日 (月) 23:30
開催日時:
5月 8日(水)〜 5月22日(水)/15:30~17:00
入学金:
-
受講料:
10,246円
定員:
30名
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
会員受講料: 8,910円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・聖徳太子についての基礎知識を身につける。
・史料に基づく実証的な能力を得る。
・近代における聖徳太子評価の歴史を学ぶ。
【講義概要】
日本史の教科書では、古代の政治や外交、宗教など多方面に活躍し、理想的な人物と位置付けられてきた「聖徳太子」の存在感が近年、確実に低下しています。「虚像」としての「聖徳太子」を否定する議論は、戦後も十分に取り除かれなかった『日本書紀』の拡大解釈基づいた議論に対する批判とも考えられます。本講座では、『日本書紀』の記述をむやみに全否定したり、全肯定したりせず、中国王朝・隋の歴史書『隋書』や、聖徳太子の伝記「上宮聖徳法王帝説」など、少しでも同時代と思われる史料を駆使し、冷静に批判を加えながら読むことで、聖徳太子の実像に迫りたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 5/ 8(水) 聖徳太子の歴史学-同時代史料から考える
第2回 2024/ 5/15(水) 小墾田宮と遣隋使-聖徳太子の外交
第3回 2024/ 5/22(水) 上宮王家と斑鳩-経済的基盤と宮経営
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は5月29日(水)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず
「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 仁藤 敦史 |
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肩書き | 国立歴史民俗博物館教授 |
プロフィール | 国立歴史民俗博物館研究部教授。博士(文学 早稲田大学)。専門は日本古代史(王権論、都城制成立過程の研究)。主な著書に、『藤原仲麻呂』(中公新書)、『古代王権と支配構造』(吉川弘文館)など。NHKの歴史番組『さかのぼり日本史』出演。集英社版「マンガ日本の歴史」監修担当。 |
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