学内講座コード:710214
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
「倭」から「日本」へ―「飛鳥の都」の変遷
申し込み締切:
2024年04月04日 (木) 23:30
開催日時:
4月 6日(土)〜 4月27日(土)/10:30~12:00
入学金:
-
受講料:
13,662円
定員:
30名
講座回数:
4回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・日本古代史に関する理解を深める。
・さまざまな歴史資料の活用方法を身につける。
【講義概要】
日本古代史において、7世紀はまさに激動の時期であった。ゆるやかな古墳時代の国家システムが、律令体制と呼ばれる中央集権システムに生まれ変わり、「倭」の時代はその最終局面を迎えて「日本」へと転換していく。この大変動は、アジア情勢の変化が列島社会に及んだものであって、倭王朝は軍事・外交上のきびしい選択をせまられ続けた。この講義では、古い学説を否定・批判しながら、内政・外交のプロセスをていねいに跡付け、7世紀史を全体的にとらえることを目標とする。またその際には、考古学の成果を活用しながら、政治の中心である王宮がどう変化したかを明らかにし、国家システムの移り変わりを具体的に理解したいと思う。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 4/ 6(土) 聖徳太子の実像 ―小墾田宮と斑鳩宮―
第2回 2024/ 4/13(土) 大化改新とその前史 ―飛鳥岡本宮と難波宮―
第3回 2024/ 4/20(土) 激動するアジア情勢 ―後飛鳥岡本宮と近江大津宮―
第4回 2024/ 4/27(土) 律令体制の確立 ―飛鳥浄御原宮と藤原宮―
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、5月11日(土)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 吉川 真司 |
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肩書き | 京都大学教授 |
プロフィール | 日本古代史専攻。京都大学大学院文学研究科を研究指導認定退学の後、同大学助手・助教授・教授をつとめ、2024年3月退任。著書に『律令官僚制の研究』(塙書房、1998年)、『律令体制史研究』(岩波書店、2022年)、『シリーズ日本古代史(3) 飛鳥の都』(岩波書店、2011年)、『天皇の歴史02 聖武天皇と仏都平城京』(講談社学術文庫、2018年)など。 |
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