学内講座コード:310409
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
シュルレアリスム美術を読み解く―デ・キリコからダリまで
申し込み締切:
2024年05月18日 (土) 23:30
開催日時:
5月20日(月)〜 6月17日(月)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
17,077円
定員:
24名
講座回数:
5回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・シュルレアリスムについての基本的知識を身につける。
・ある程度難解な絵画を解釈する力を身に着ける。
・シュルレアリスム美術がはらむ問題系を理解した上で、これを解釈することの意味を考えることができる。
【講義概要】
20世紀最大の芸術運動とも称されるシュルレアリスム(超現実主義)は、詩人アンドレ・ブルトンによる『シュルレアリスム宣言・溶ける魚』(1924年)によって開始されます。シュルレアリスムは当初、詩人たちを中心とした運動でしたが、ほどなく美術の領域も包含するかたちで発展していきます。本講義では、シュルレアリスムの美術について、画家たちの具体的な作品を取りあげながら、これを読み解く試みを行います。そして謎めいたイメージ、不可思議なイメージ、あるいは無意味なイメージについて考えるとはどういうことかを考えてみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 5/20(月) マックス・エルンストとオートマティスムの諸相
第2回 2024/ 5/27(月) ジョルジョ・デ・キリコと記号の孤独
第3回 2024/ 6/ 3(月) イヴ・タンギーとイメージの領域
第4回 2024/ 6/10(月) ルネ・マグリットと反形而上学的遠近法
第5回 2024/ 6/17(月) サルヴァドール・ダリと偏執狂的=批判的方法
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 長尾 天 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 東京生まれ。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は20世紀美術史、シュルレアリスム。早稲田大学等で、美術史の講義を担当。書籍等著作物として『イヴ・タンギー:アーチの増殖』(水声社、2014年)、『ジョルジョ・デ・キリコ:神の死、形而上絵画、シュルレアリスム』(水声社、2021年)がある。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.