学内講座コード:110281
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
日本と朝鮮の近代史
申し込み締切:
2024年04月10日 (水) 23:30
開催日時:
4月12日(金)〜 5月31日(金)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
23,908円
定員:
30名
講座回数:
7回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 20,790円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・近代の日本と朝鮮の歴史を振り返りながらこれからの日韓・日朝関係を考える。
【講義概要】
日本の近代は、アジア唯一の植民地帝国となった大日本帝国の歴史でした。台湾・朝鮮、さらには満洲と植民地を拡大した日本は東アジアに大きな影響を与えましたが、敗戦によって多くの国民は植民地支配の歴史を忘却してしまいました。一方、東アジアでは、今なお日本による植民地支配の歴史はさまざまな形で影響を与えています。本講座では、日本の近代化と植民地支配が朝鮮にどのような影響を与えたのかを取り上げ、日本と朝鮮の関係を一つの同じ歴史として捉え直すことの重要性を考えていきたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 4/12(金) 明治維新と朝鮮開国
第2回 2024/ 4/19(金) 日清・日露戦争と大韓帝国
第3回 2024/ 4/26(金) 韓国併合への道
第4回 2024/ 5/10(金) 武断統治から文化統治へ
第5回 2024/ 5/17(金) 上海臨時政府と朝鮮人パルチザン
第6回 2024/ 5/24(金) 満洲事変の衝撃と皇民化政策
第7回 2024/ 5/31(金) 大日本帝国からの「解放」と朝鮮の脱植民地化
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は6/7(金)を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 加藤 聖文 |
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肩書き | 人間文化研究機構 国文学研究資料館・総合研究大学院大学准教授 |
プロフィール | 近代から現代にいたる東アジアと日本との歴史的関係を主に研究。近年は第二次世界大戦直後の満洲など海外からの引揚について世界史的視野から解明することに取り組む。主要著書『海外引揚の研究-忘却された「大日本帝国」』(岩波書店、第43回角川源義賞)、『満蒙開拓団-国策の虜囚』(岩波現代文庫)、『満鉄全史-「国策会社」の全貌』(講談社学術文庫)、『国民国家と戦争-挫折の日本近代史』(角川選書)、『「大日本帝国」崩壊-東アジアの1945年』(中公新書)。 |
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