学内講座コード:24122203
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主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス (東京都) ]
講座名:
都市空間を歩く【対面】 近代日本文学と東京【対面/日本の文化・歴史/文学/】
申し込み締切:
2024年03月29日 (金) 00:00
開催日時:
2024月4年6日(土)~2024月6年29日(土)/14:00~15:30
入学金:
-
受講料:
29,700円
定員:
30名
講座回数:
9回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
作品の空間は「背景」に終るものではなく、歴史や文化の堆積を抱え、それ自体が「主題」や「人物像」などの形成に決定的にかかわっていると考えています。
テキストを「都市」・「都市文化」のコードで読み返し、前もって徹底的に調べ、実際に歩くことを通して、常識化されたそれとは違う、新たなテキストの表情をつかみたいと思っています。
【特記事項】
※本講座は対面型となります。
■申込締切日:3月27日(水)
■申込に際し、必ず申し込み方法 をご確認ください。
■受講に際し、必ず受講規約をご確認ください。
■開講決定後、講座開講日7日前を目途に、受講のご案内を発送します。
※お住まいの地域により、お手元に届くまでお時間を要する場合がありますこと、予めご承知おきください。
※申込期日までに、申込手続(受講料の入金含む)が完了していない方には、受講のご案内を郵送いたしません。但し、申込期日が過ぎた後に申込手続が完了した方には、講座初回日にリバティアカデミー事務局の窓口にて、受講のご案内をお渡しします。なお、申込期日までに受講料のお支払いが完了しない場合は、講座の受講をお断りする場合があります。
※本講座はフィールドワーク実施回がございます。
■フィールドワークに関する詳細は、講義の際にご案内します(別途書類をご提出いただきます)。
■フィールドワーク実施日は13:00~です。
■フィールドワークにかかる現地までの交通費は、受講生の自費負担とします。
【講義概要】
第1回 4月6日(土) 大久保余丁町時代の荷風(1)
まだ時代の知識人と期待され自身もその自覚があったころのテキストを読む。その概要。
第2回 4月20日(土) 大久保余丁町時代の荷風(2)フィールドワーク
麻布偏奇館に移る以前、慶應義塾の教授時代、荷風は監獄署裏のここの大邸宅から通った。
第3回 4月27日(土) 大久保余丁町時代の荷風(3)
『監獄署の裏』を中心に作品集『歓楽』の諸篇を総合的に検討する。
第4回 5月11日(土) 夏目漱石『こころ』―明治天皇と乃木希典―(1)
漱石の代表作である『こころ』を、明治天皇と乃木希典の二つの死から考察する。
第5回 5月18日(土) 夏目漱石『こころ』―明治天皇と乃木希典―(2)フィールドワーク
明治神宮外苑と乃木希典邸周辺を散策する。
第6回 5月25日(土) 夏目漱石『こころ』―明治天皇と乃木希典―(3)
『こころ』のキーワードである「明治の精神」とは何か。その解釈の可能性について考察する。
第7回 6月1日(土) 茅場町・兜町を歩く―谷崎潤一郎『幼少時代』―(1)
谷崎潤一郎『幼少時代』を切り口に、日本橋茅場町・兜町の都市空間を歴史的視点から考察する。
第8回 6月15日(土) 茅場町・兜町を歩く―谷崎潤一郎『幼少時代』―(2)フィールドワーク
「証券・金融の街」として知られる兜町・茅場町の今を古地図片手に歩く。
第9回 6月29日(土) 茅場町・兜町を歩く―谷崎潤一郎『幼少時代』―(3)
谷崎「蛎殻町と茅場町」はじめ、他の作品も講読し、この町の都市空間の特質を探る。
名前 | 佐藤義雄 |
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肩書き | 明治大学名誉教授 |
プロフィール | 1948年長野県生まれ。東京教育大学大学院修了。都市・都市文化と文学の交錯を視座にして日本近代文学の読み換えを行っている。編著にこの講座の成果をまとめた『都市空間を歩く』(第1輯~第4輯、リバティアカデミーブックレット)、単著に『文学の風景 都市の風景』(2010 蒼丘書林)、『昭和文学の位相1930-1945』(2014 雄山閣)、『文学の認知空間』(2020 蒼丘書林)がある。 |
名前 | 松下 浩幸 |
肩書き | 明治大学農学部教授 |
プロフィール | 1960年大阪府出まれ。明治大学大学院修了。日本近代文学専攻。〈都市〉〈独身者〉〈ジェンダー〉をキーワードに、近代化と文学表象の関係を考察している。著書に『夏目漱石-Xなる人生-』、共著書に『異文化体験としての大都市』『「倫敦塔」論集 漱石のみた風景』『〈怪異〉とナショナリズム』などがある。 |
名前 | 長沼 秀明 |
肩書き | 明治大学文学部兼任講師、川口短期大学教授・こども学科長 |
プロフィール | 1962年札幌市生まれ。明治大学大学院修了。日本の憲法をはじめとする法の歴史研究を専門とし、現在は家事審判所の研究に取り組む。共著に『尾佐竹猛研究』『日本近代法学の巨擘 磯部四郎研究』『近代への架橋』『保育と日本国憲法』『近代日本の専門職とジェンダー』『日本の歴史を問いかける』『日本の歴史を解きほぐす』など。 |
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