学内講座コード:24122310
この講座について質問する主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス (東京都) ]
講座名:
夏目漱石『三四郎』を読む―明治の〈青春〉―【ハイブリッド/対面】 【対面/日本の文化・歴史/文学/】
申し込み締切:
2024年05月06日 (月) 00:00
開催日時:
2024月5年14日(火)~2024月5年28日(火)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
9,900円
定員:
30名
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
夏目漱石が明治41年に書いた『三四郎』を読みます。九州から東京へと上京して大学生となった三四郎は、そこで様々な人々と出会います。故郷の先輩野々宮とその妹よし子、破天荒な性格の友人与次郎、彼が尊敬する広田先生、そして、初めて大学に行った時に池の畔で出会った里見美禰子。三四郎は美禰子に惹かれていきますが、なかなか彼女の心を捉えられません。美禰子が三四郎に求めていたものは何だったのでしょうか、そして三四郎にとってそれはどういう経験だったのでしょうか。
描かれているのは明治の〈青春〉ですが、深く読み込むと、そこには現代にも通じる〈青春〉の本質があります。それを読み解いていきたいと思います。
【紹介動画】
https://meiji-univ.ap.panopto.com/Panopto/Pages/Viewer.aspx?id=dc7c2f45-ff7e-4417-9374-b1150015a938
※本動画は、担当講師が講座の魅力やねらいなどを数分でまとめたものです。お申込みの参考にしてください。
(ストリーミング動画です。通信費は視聴者負担となります。)
【特記事項】
講義内容はあくまでも予定です。変更になることもありますので、あらかじめご理解ください。
●ハイブリッド講座●
オンライン講座と対面講座を同時に実施する講義形式です。
<ハイブリッド/対面>
教室内で講師が行う対面講義をご受講いただきます。
<ハイブリッド/オンライン>
教室で行われる対面講義をリアルタイムのZoom配信にてご受講いただきます。
お申込みの際は「ハイブリッド/対面」もしくは「ハイブリッド/オンライン」いずれかのページをご確認の上、お手続きをお願いいたします。
※こちらはキャンパス(対面型)で受講希望の方専用の申込ページです。
Zoomによるリアルタイム配信型で受講を希望される方はこちらからお申し込みください。
■申込締切日:4月30日(火)
■申込に際し、必ず申し込み方法 をご確認ください。
■受講に際し、必ず受講規約をご確認ください。
■開講決定後、講座開講日7日前を目途に、受講のご案内を発送します。
※お住まいの地域により、お手元に届くまでお時間を要する場合がありますこと、予めご承知おきください。
※申込期日までに、申込手続(受講料の入金含む)が完了していない方には、受講のご案内を郵送いたしません。但し、申込期日が過ぎた後に申込手続が完了した方には、講座初回日にリバティアカデミー事務局の窓口にて、受講のご案内をお渡しします。なお、申込期日までに受講料のお支払いが完了しない場合は、講座の受講をお断りする場合があります。
【講義概要】
第1回 5月14日(火) 『三四郎』一~四
主人公三四郎が九州から出て来て、東京の大学に入り、池の畔で美禰子と出会い、東京での大学生活に戸惑いながら、広田先生の引っ越しを美禰子とともに手伝って親しくなるまでを読みます。
第2回 5月21日(火) 『三四郎』五~八
野々宮、美禰子、野々宮の妹よし子とともに行った菊人形見物、大学の運動会などで美禰子との交流が深まる中、友人与次郎の不始末のおかげで三四郎が美禰子から金を借りる羽目に陥るまでを読みます。
第3回 5月28日(火) 『三四郎』九~十三
美禰子の画を描きたいという画家原口に、三四郎と出会った時の構図を提案して描いてもらう美禰子。その美禰子の心を測りかねている三四郎はどうするのか。画が完成する最後までを読みます。
名前 | 藤澤るり |
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肩書き | 元明治大学・東京大学非常勤講師 文学博士 |
プロフィール | 明治大学、東京大学、武蔵大学、桜美林大学等の非常勤講師を歴任。専門は夏目漱石研究、樋口一葉研究。2018年『夏目漱石の文学的現場 意識と思考の焦点』(青簡舎、2017年12月)により文学博士号を受ける。共著に『漱石事典』『論集 樋口一葉Ⅳ、Ⅴ』等がある。 |
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