学内講座コード:24110047
この講座について質問する主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
【ハイブリッド】人手不足時代のダイバーシティ~社員全員の力を活かす人事労務管理~ 【人事・労務/ビジネス/マネジメント/】
申し込み締切:
2024年05月07日 (火) 00:00
開催日時:
2024月5年15日(水)~2024月6年19日(水)/19:00~20:30
入学金:
-
受講料:
22,800円
定員:
30名
講座回数:
6回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
【概 要】
最近、「ダイバーシティ&インクルージョン」(D&I)という言葉が大流行しています。ガイドブックを見るとD&Iとは「多様な人材を受け入れ、その能力を発揮させる考え方のこと」と解説されています。さらに、公平性を意味するエクイティ(Equity)を加えてDEIを掲げる企業が増えているそうです。多様な人材を公平に扱って能力発揮させようということでしょうか。
かつての壮年男性だけでなく、多様な従業員、例えば女性、高齢者、障害者、外国人、LGBT等、実に多様な人材が働いているわけで、そのマネジメントは簡単ではありません。しかも昨今の人手不足です。DEIという考え方に基づいて、単に受け入れるだけではなく、公平に扱うことを通して、それぞれの能力と意欲を引き出していくことが求められています。
言うは易しいが簡単ではありません。現場でのさまざまな取り組みに学びながら、多様な従業員が「意欲」を持って働けるような人事労務管理について考えましょう。
【紹介動画】
紹介動画はこちら
※本動画は、担当講師が講座の魅力やねらいなどを数分でまとめたものです。お申込みの参考にしてください。
(ストリーミング動画です。通信費は視聴者負担となります。)
【おねがい】
※本講座では、一部の回でグループワークを行います。
欠席者多数の場合、講座運営に影響する可能性がありますので、原則として全ての回への出席をご予定くださいますようお願いします。
(出席を強制するものではありません。やむを得ず欠席される場合や遅れて参加の場合のご連絡は不要です)
【特記事項】
【企画協力】社会保険労務士総合研究機構
※本講座は、対面型(本学キャンパス教室)とリアルタイム配信型(Zoom)の、ハイブリッド形式となります。講座運営の都合上、講座5日前を目途に、①対面参加、②オンライン参加、の何れかを登録いただきます。
なお、ご都合により、登録後の参加形式変更も可能ですが、その場合には必ずリバティアカデミー事務局まで、ご連絡ください。
■ 対面、オンラインどちらの参加形式でも、受講料は変わりません。
■会場: 駿河台キャンパス アカデミーコモン11階教室アクセスマップ
■受講に際し、必ず受講規約をご確認ください。
■ハイブリッド講座の受講方法の詳細は、「ハイブリッド型講座 ご受講の皆様へ」をご確認ください。
※本講座は見逃し配信は実施しません
お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。
【講義概要】
第1回 5月15日(水) 【講座ガイダンス】ダイバーシティ・マネジメントの勧め
人を大切にする働き方・働かせ方の重要ポイントの一つは、性や年齢、考え方も多様な人々が意欲をもって働ける環境をつくることです。人材多様性を前提とした人事労務管理の重要性と本講座のねらいをお話しします。
第2回 5月22日(水) 高齢者雇用の諸問題とポイント
高齢者雇用における雇用環境の整備・改善上の諸問題や、高齢者活用のポイントについて説明します。
第3回 5月29日(水) 様々な性的指向・性自認への対応のあり方
LGBTに関し、企業が人事労務管理上知っておくべきことや課題を学びます。
第4回 6月5日(水) 女性活躍に学ぶ「人の定着・成長」の5要件
「女性は定着せず育成も難しい」と思いますか?だとしたらコツを外しているかもしれません。女性の特性に対応し、あらゆる人材に応用可能な、定着・成長の5要件をお伝えします。
第5回 6月12日(水) 障害者雇用と人材戦力化
令和6年度からなる障害者雇用と福祉の連携強化、法定雇用率引き上げなどを踏まえ、障害者のアセスメント(能力分析)の視点から、多様な人材の能力開発と戦力化を学びます。
第6回 6月19日(水) AI時代の人事労務管理に求められること
AIが人間の仕事を奪うのではなく、これまで以上に人間による協働を必要にさせるようになったこと、そして人事労務に新しい役割が求められていることを解説します。
名前 | 黒田兼一 |
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肩書き | 明治大学名誉教授 |
プロフィール | 明治大学大学院経営学研究科修了。専門は人事労務管理論。自動車産業を中心に、戦後日本企業の人事労務管理を研究。1992年から1年間イギリスに、2002年から2年間アメリカに滞在し、現地日系企業の人事労務管理と労使関係を調査。現在は日本の人事労務管理の「これまで、いま、これから」に焦点をあてた研究に取り組んでいる。最近の著書に『戦後日本の人事労務管理』(ミネルヴァ書房)、『フレキシブル人事の失敗』(旬報社)、『人間らしい「働き方」・「働かせ方」』(ミネルヴァ書房)など。 |
名前 | 金綱 孝 |
肩書き | 社会保険労務士法人金綱事務所 代表社員 |
プロフィール | 明治大学商学部を卒業後、東洋信託銀行(現・三菱UFJ信託銀行)勤務。2002年10月、金綱社会保険労務士事務所入所。2003年9月、社会保険労務士登録。実務に従事しながら、2008年3月、明治大学大学院法学研究科博士前期課程修了(法学修士。労働法専攻)。2013年度から、(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構より高年齢者雇用アドバイザー委嘱。2017年度から、淑徳大学にて兼任講師(労働法、社会保障法を担当)。 |
名前 | 飯塚 知世 |
肩書き | 社会保険労務士 |
プロフィール | 明治大学法学部卒業。社労士を中心とした有志グループSR LGBT&Allies所属。 音楽制作会社にてアーティストマネジメント、バックオフィス業務全般に従事。2014年社会保険労務士試験合格。人材の多様性やライフスタイルの変化に応じて、すべての人が自分らしく働ける会社づくりを支援するため2017年5月スピカ社会保険労務士事務所を設立。大学在学中よりプロヨーヨーパフォーマーとして活動。【ヨーヨー社労士®】としてメディア出演等、幅広く活動中。 |
名前 | 平田未緒 |
肩書き | (株) 働きかた研究所 代表取締役 |
プロフィール | 1996年より人材企業のシンクタンク「人と仕事研究所」にて、多様な企業の経営側・働く側双方のインタビューを継続。人が定着し業績につながる組織は、両者が互いの声を聴きあい尊重しあう「相思相愛」な風土であることを発見。2013年に独立後は、クライアント企業にて相思相愛な共創の風土を醸成し、企業目的の実現を助ける、人事コンサルティングを継続。『パート・アルバイトの活かし方・育て方(PHP研究所)』等の著書があるほか、社会保障審議会「年金部会」委員(現職)など公職経験も多数。 |
名前 | 高橋陽子 |
肩書き | ダンウェイ(株) 代表取締役社長、特定社会保険労務士、キャリアコンサルタント |
プロフィール | 数社の企業総務人事を経験後、息子の障害をきっかけに、2010年社会保険労務士事務所を開業。障害者を取り巻く社会的課題解決のため、2011年ダンウェイ㈱を設立。障害者の能力の可視化を行う「シームレス バディ」(特許取得)を開発し、障害児者の切れ目ない自立・就労支援を実施し、実績を出す。またインテル㈱と協働し、「ICT治具」を開発。中小企業支援×障害者の新職域拡大を目指す。2016年度日本商工会議所「女性起業家大賞」受賞。 |
名前 | 山崎 憲 |
肩書き | 明治大学経営学部准教授 |
プロフィール | 2010年から2017年まで中央大学法学部兼任講師。1967年生まれ。博士(経営学)。2003年から2006年に外務省専門調査員として在デトロイト日本国総領事館に赴任。2016年から2020年まで独立行政法人労働政策研究・研修機構 国際部、調査部 主任調査員。2020年から明治大学経営学部准教授。 著書に『働くことを問い直す』(岩波書店、2014年)、『デトロイトウェイの破綻―日米自動車産業の明暗』(旬報社、2010年)、『フレキシブル人事の失敗―日本とアメリカの経験』(黒田兼一との共著、旬報社、2012年)、『仕事と暮らしを取りもどす―社会正義のアメリカ』(遠藤公嗣、筒井美紀との共著、岩波書店、2012年)ほか。 |
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