学内講座コード:2411T011
この講座について質問する主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
江戸時代の技術ルーツをわかりやすく探る —日本はかつて世界有数の金属資源国だった!ー
申し込み締切:
2024年05月08日 (水) 23:30
開催日時:
5月18日(土)~6月22日(土)/13:30〜15:00
入学金:
3,000円
受講料:
10,100円
定員:
15名
講座回数:
4回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座内容】
かつて日本はジパングとして黄金の国といわれたことは有名です。実際に江戸時代までの日本の金属資源の産出・輸出量は銀、銅を中心にして世界有数だった事実もあります。このため江戸時代の技術ルーツはこの関連の採鉱・冶金・加工技術の蓄積が大きな要因と考えられます。学校教育では日本は資源のない国とされますが、ここでは古代からの金属資源の内容を鉱山のフィールドワーク調査と併せて示すことで、皆様と一緒に歴史と現代につながるルーツを探訪しましょう。講師は縁あって、NPOで中堅技術者ととともに10年以上、江戸時代の優れた技術内容と技術者を追いかけてきました。特に金属資源にかかわる採鉱冶金さらに加工応用の内容は専門課程でも学ばない想定外の発見もあり素晴らしいものでした。このことを整理する努力をメンバー間で行い、本講座で紹介したいと思います。ぜひ江戸時代ならびに古代の技術、その源流や応用などに興味のある方の参加を期待しています。
【講座スケジュール】
第1回 05-18 13:30~15:00
第2回 06-08 13:30~15:00
第3回 06-15 13:30~15:00
第4回 06-22 13:30~15:00
各講義にはレジュメを配布する。講師の著書の参考書としては江戸時代の代表的な技術者紹介の最新刊(2023.5刊)と古代採鉱冶金技術のルーツといわれている出雲関係の紹介本(出版社はいずれも言視舎)がある。
【対象者】
高校生、大学生、一般
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 出川通 |
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肩書き | 江戸時代の技術・技術者研究家、工学博士、元早稲田大学・東北大学・香川大学・島根大学・大分大学客員教授を歴任。 |
プロフィール | 江戸技術や技術者に関する多数の書籍や記事を執筆するとともに、多くの大学、高専、高校でも講義中。NPOテクノ未来塾理事で「江戸時代のイノベーター列伝」を出版・主宰。 大手重工メーカーにて、20年以上にわたり、いくつかの新規事業を産学連携や日米のベンチャー企業と共同で企画段階から立ち上げた。専門は新事業展開のマネジメントやマクロからナノまでの材料加工プロセス。 2004年に株式会社テクノ・インテグレーションを設立、代表取締役社長として、実践MOT(技術経営)やイノベーションのマネジメント手法を用いて多数の大中小企業むけに開発・事業化のコンサルティングや研修、実践マネジメントなどを行う。 |
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