学内講座コード:11120016
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主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス (東京都) ]
講座名:
ランの世界 ─その不思議な生体、希少種の保護、鑑賞と栽培─
申し込み締切:
2011年04月04日 (月) 23:30
開催日時:
4月11日(月)、 4月18日(月)、 4月25日(月)、 5月 9日(月)、 5月16日(月)、 5月23日(月)、 5月30日(月)、 6月 6日(月)、 6月13日(月)/18:30~20:00
入学金:
3,000円
受講料:
12,000円
定員:
40名
講座回数:
9回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
カトレアやシンビジウムやコチョウランなど、ランの仲間は比較的身近な園芸植物の一つです。そのように身近で有名な洋ランだけではなく、ランの仲間の種類は世界中で数千種に及ぶとされています。その生態は多種多様です。日本にも数多くの野生ランが生きています。とても険しい高山から都会の公園や路傍まで、非常に広範な環境に適応して進化を続けている植物です。
この講座では、主として日本に自生している野生ランを中心として、その不思議な生態について解説します。また、絶滅の危機に瀕している希少な野生ランを保護するためのフィールドワークの現状と問題点について報告し、ランの保護や利用・栽培等に関する法律制度について解説します。それと同時に、江戸時代から続いてきた古典園芸としてのランの鑑賞法やラン鉢の魅力を紹介し、また、既に栽培方法や増殖方法等が確立されている野生ランの上手な育て方を解説します。
日本の素晴らしい野生ランを保護するためには自生地の環境を保全することが大事です。それと併せて栽培・増殖技術を向上させ愛好家を増やすことによってできるだけ多くの場所で遺伝子を残す努力が必要ですし、実際の栽培を通して野生植物の重要性を認識し、よりよい保護の方法を模索することも大事です。
この講座では、ランの保護と栽培に長年取り組んできた専門家講師から、これらの事項についてわかりやすい講義をします。
日本の野生ランの生態や栽培方法に興味・関心のある方。栽培経験は問いません。これから山野草や野生ランと親しもうと考えている方や初心者の方も歓迎です。
【教材】
レジュメ資料
名前 | 夏井 高人 |
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肩書き | 明治大学法学部教授 |
プロフィール | 隼あすか法律事務所弁護士、法とコンピュータ学会理事。法情報学及びサイバー法の研究者。自らランや山野草を栽培し、野生植物の保護活動に従事するとともに植物遺伝子と関連する法律問題を研究してきた。『ネットワーク社会の文化と法』(日本評論社、1997)、『ITビジネス法入門』(Tac出版、2010)などの著書がある。明治大学では「植物と法」という講義科目も担当。 |
名前 | 三橋 俊治 |
肩書き | 伝統園芸鉢作家 |
プロフィール | 東京山草会ラン・ユリ部会部長、ラン・ネットワーク副代表。ランの栽培に用いる伝統園芸鉢の復元及び創作のかたわら、野生植物の栽培と希少ランの保護に努めてきた。『初めての野生ラン―失敗しない育て方』(主婦と生活社、1990)、『野生ラン変異事典-変わり花と斑入り葉173種』(月刊さつき研究社、1985)など多数の著書がある。2002年には英国のRoyal Horticultural Society(RHS)において受賞するなど国際的評価も高い。 |
名前 | 大貫 一夫 |
肩書き | ラン・ネットワーク幹事(井の頭公園担当) |
プロフィール | 内外の野生ランについて詳しく、自らラン科植物を栽培しつつ、絶滅に瀕している野生ランの保護活動に積極的にとりくみ、とりわけ井の頭公園における野生ランの保護増殖活動の中心的な役割を担ってきた。 |
名前 | 小田倉 正圀 |
肩書き | 東京山草会会長 |
プロフィール | 朝日カルチャーセンター講師、NHK趣味の園芸講師、世界蘭展日本大賞(東京ドーム蘭展)キャプテン審査員、日草展実行委員長などを歴任。『日本の野生ラン』(主婦と生活社、1979)、『野生蘭の栽培と増殖』(池田書店、1988)、『野生ランを楽しむ』(朝日新聞社、1990)、『ふやして楽しむ野生ラン』(農文協、2000)など多数の著書がある。 |
名前 | 大橋 秀昭 |
肩書き | 植物文化史研究家 |
プロフィール | 東京山草会運営委員、同ラン・ユリ部会幹事。山野草の栽培に関して豊富な経験を有し、日本だけではなく海外の山野草にも詳しい。『身近な山野草―育て方のコツ』(主婦の友社、1981)、『めずらしい野生蘭―花の変異・葉芸の魅力』(池田書店、1988)、『種から楽しむ山野草』(農山漁村文化協会、2004)、『最新の野生ラン全科』(新企画出版局、1987)、『野の花・山の花観察図鑑』(主婦の友社、2008)など多数の著書がある。 |
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