為替物語 外国為替を知れば激動のグローバル経済が見えてくる

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• 講座詳細

  【講座趣旨】
  今やニュースの度に伝えられる日常語と化した「外国為替」ですが、これを知ればグローバル経済が分かってきます。なぜなら、グローバル化した経済は国境を越えあらゆる種類の取引から成り立っていますが、そこには「異なった通貨間の交換」、つまり外国為替が付きもの、その交換レートである外国為替相場はグローバル経済を映す鏡なのです。ニュース解説等で「もう外国為替は分かった」と思っていませんか?外国為替とは?から始まって為替相場に影響する様々な要因や為替相場の成り立ち等について、永年国内外の現場で為替を相手にして来た経験豊富な銀行・商社OBが分かり易く解説します。 外国為替はグローバル化した経済の中での企業経営にとって今や不可欠の要素です。企業の経営者・管理者・貿易実務に携わる人のみならず、外貨預金や外貨建て債権に興味のある方にもお奨めします。
  
  【講義概要】
  第1回 5月12日(火) 外国為替とは何か?円高・円安とはどういう事か?経常収支の赤字と外国為替の関連は?これらについての正しい理解なしには、グローバル経済は読み解けない。外国為替に関する基礎知識と用語を解説する。
  
  第2回 5月19日(火) 為替相場決定の舞台裏 為替相場はどこで生れるのか?企業経営の重大な鍵を握る相場予測。 【為替相場決定の理論】とは。なぜ為替相場の予測は何時も外れるのか?ミセスワタナベはなぜ損ばかりするのか?
  
  第3回 5月26日(火) 外国為替のリスクヘッジ(回避)リスクと利益は裏合わせ。リスクを取って利益を上げるも良し、リスクを嫌って逃げるのも良し。外国為替のリスクについて正しく理解した後には如何にリスクと付き合うかを身に付ける。
  
  第4回 6月 2日(火) ドルの威信低下。ユーロの憂い。円の実力。外国為替は一国の経済状態とグローバル経済の動向を映す鏡。外国為替と国際金融の大きな流れを理解すればグローバル経済が見えて来る。

• 備考

  【教材】
  レジュメ資料

• 講師陣

  名前	鈴木 成高
  肩書き	東京三菱銀行OB 一橋大学、法政大学、横浜商科大学講師
  プロフィール	一橋大学卒。東京銀行入行。旧西独研修生を皮切りに独、蘭、墺、ルクセンブルグ駐在、シカゴ東銀頭取兼東銀シカゴ支店長、東京三菱銀銀行新丸の内支店長を歴任、ウシオ電機(株)に転じ、欧州子会社群社長兼務による欧州事業統括を歴任。
  名前	木村 好作
  肩書き	三菱商事OB 国際社会貢献センター会員
  プロフィール	早稲田大学卒。三菱商事入社後財務部門を歩きペルー、カナダ現法社長、(株)興人常務を歴任、現在は(財)海外職業訓練協会アドバイサーを務める。
  名前	石橋 満
  肩書き	丸紅OB 青山学院大学、法政大学、亜細亜大学講師
  プロフィール	慶応義塾大学卒。丸紅入社後財務部門で外為・貿易金融に従事。アルジェ、パリ駐在。帰国後貿易金融部、芙蓉総合リース勤務を経て現在は独立財務コンサルタント。