学内講座コード:
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主催:
佛教大学 [ 佛教大学オープンラーニングセンター (京都府) ]
講座名:
「出雲」で読む古事記
申し込み締切:
2013年03月26日 (火) 23:30
開催日時:
1月29日(火)、2月26日(火)、3月26日(火)/15:30~17:00
入学金:
-
受講料:
1,000円
定員:
150名
講座回数:
6回
講座区分:
通年
その他:
各1回1000円
補足:
-
『古事記』の特長は「出雲」を舞台とした神話のなかにあります。 因幡の白兎、オホナムヂの根の国での試練、そしてオホクニヌシの国譲り…。それらの有名な出雲神話はすべて『古事記』のみが伝えるものです。
この講座では『古事記』の出雲神話の世界を読むことからスタートし、次に「出雲」の側では『古事記』がどう読まれてきたかを、中世から近世、近代の時代の変化にあわせて探っていきたいと思います。『古事記』1300年の歴史を「出雲」をキーワードにして探っていくのが講座の狙いです。
■ 冬期の講座内容
1月29日(火) 地獄の閻魔となるスサノヲ
中世の出雲神話では、スサノヲは地獄の閻魔王であり、また本地は地蔵とも語られていきます。 そして出雲の地は冥界として語られていきました。 なぜそんな神話が伝えられていったのか。 中世における『古事記』受容の実態から探っていきます。
2月26日(火) いつから大国主神となったか
出雲大社の祭神が「大国主神」と定められたのはいつからなのか。 その謎を探っていくと、江戸時代中期に『古事記』の価値を再発見した本居宣長と出雲国造との深い繋がりが見えてくるのでした。
3月26日(火) 冥府としての出雲世界
近世末期の平田篤胤によって、出雲は冥府の世界として語りなおされていきます。 そしてその神話は、明治時代に来日した、ラフカディオ・ハーン・小泉八雲へと受け継がれていきました。 近代の『古事記』受容の一端を「出雲」から明らかにしていきます。
※講師の緊急な都合などにより、日程、講義内容等を変更する場合があります。
・興味・関心のある回、1回のみの受講も可能です。
・各回の講義内容ならびに会場へのアクセス方法は、当センターホームページに掲載しておりますのでそちらをご覧ください。
名前 | 斎藤 英喜 |
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肩書き | 佛教大学歴史学部教授 |
プロフィール |
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