学内講座コード:
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
佛教大学 [ 佛教大学オープンラーニングセンター (京都府) ]
講座名:
「出雲」で読む古事記
申し込み締切:
2012年12月18日 (火) 23:30
開催日時:
10月16日(火)、11月27日(火)、12月18日(火)
15:30~17:00
入学金:
-
受講料:
1,000円
定員:
150名
講座回数:
6回
講座区分:
通年
その他:
各1回1000円
補足:
-
■講座内容
『古事記』の特長は「出雲」を舞台とした神話のなかにあります。因幡の白兎、オホナムヂの根の国での試練、そしてオホクニヌシの国譲り…。それらの有名な出雲神話はすべて『古事記』のみが伝えるものです。この講座では『古事記』の出雲神話の世界を読むことからスタートし、次に「出雲」の側では『古事記』がどう読まれてきたかを、中世から近世、近代の時代の変化にあわせて探っていきたいと思います。『古事記』1300年の歴史を「出雲」をキーワードにして探っていくのが講座の狙いです。
■秋期の講座内容
10月16日(火) 『古事記』の出雲神話とは
『古事記』のなかの出雲神話を読みながら、『日本書紀』には語られなかった、『古事記』特有の出雲の神話世界を明らかにしていきます。 そこからは、中国の影響を受けた『日本書紀』にたいする『古事記』神話の固有性が浮き上がってくるでしよう。
11月27日(火) 『出雲国風土記』の神話世界
もうひとつの古代の出雲神話を伝える『出雲国風土記』。 そこには『古事記』『日本書記』とは違う、どんな神話が伝えられているのでしようか。 その背景を、ヤマト国家の天皇王権とは異なる「出雲国造」の活動から探っていきます。
12月18日(火) 中世の出雲神話とスサノヲ
出雲大社の祭神が「大国主神」であることはご存知でしよう。 けれども、中世の時代にあっては、なぜか出雲大社の祭神は「素戔烏尊」でありました。 出雲地方の古刹、鰐淵寺という寺院を拠点とした、謎の神話世界に迫ります。
※講師の緊急な都合などにより、日程、講義内容等を変更する場合があります。
・興味・関心のある回、1回のみの受講も可能です。
・各回の講義内容ならびに会場へのアクセス方法は、当センターホームページに掲載しておりますのでそちらをご覧ください。
名前 | 斎藤 英喜 |
---|---|
肩書き | 佛教大学歴史学部教授 |
プロフィール |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.