学内講座コード:
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主催:
佛教大学 [ 佛教大学オープンラーニングセンター (京都府) ]
講座名:
仏教探求講座 原文から探る仏教文化 -『広弘明集』巻十七・奈良美術史料講読-
申し込み締切:
2016年03月17日 (木) 23:30
開催日時:
1 月15日(金)、2 月12日(金)、3 月18日(金)/10:30~12:00
入学金:
-
受講料:
1,000円
定員:
150名
講座回数:
12回
講座区分:
通年
その他:
各1回1,000円
補足:
-
9月までは、日本の仏教文化の源流を探ることを目指し、昨年度に引き続き唐・麟徳元年(644)成立の『広弘明集』の中から、巻十七の隋・文帝による舎利塔建立事業に関する記事を読みました。
10月からは、奈良美術研究の醍醐味をお伝えすることを目的に、飛鳥白鳳時代の仏教美術に関する重要史料を仏教伝来から年代順に読んでいきます。
本講座は、講師が資料を講読・解説する形で進めます。概説では味わえない仏教美術の世界を探求していきましょう。
コーディネーター 佛教大学仏教学部教授 大西 磨希子
■冬期の講座内容
1 月15日(金)奈良美術を読む(4)-法隆寺の草創と二つの本尊Ⅰ-
(佛教大学講師 中野 聰)
法隆寺の金堂には薬師如来像と釈迦三尊像の二軀の本尊が祀られています。ここでは法隆寺の創立事情を伝える薬師像の光背銘文を中心に、創立に関連する他の史料も参照しながら、同寺と薬師像をめぐる諸
問題について考えます。
2 月12日(金)奈良美術を読む(5)-法隆寺の草創と二つの本尊II-
(佛教大学講師 中野 聰)
前回に続いて、ここでは聖徳太子ゆかりの本尊釈迦三尊像に焦点を当てます。釈迦三尊像の光背銘文を精読しながら先行研究を紹介するとともに、作者である止利仏師の創意工夫による、この像の造形上の秘密に
も迫ります。
3 月18日(金)奈良美術を読む(6)-法隆寺の草創と二つの本尊III-
(佛教大学講師 中野 聰)
前回と同様に、金堂本尊釈迦三尊像をめぐる諸問題を取り上げます。ここではあらためて釈迦三尊像の光背銘文を再読し、銘文の内容を解釈しながら造形上の問題にも言及します。また時間があればこの像の宗教
的機能についても考えてみたいと思います。
※講師の緊急な都合などにより、日程、講義内容等を変更する場合があります。
・興味・関心のある回、1回のみの受講も可能です。
・各回の講義内容ならびに会場へのアクセス方法は、当センターホームページに掲載しておりますのでそちらをご覧ください。
名前 | 大西 磨希子 |
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肩書き | 佛教大学仏教学部教授 |
プロフィール | |
名前 | 中野 聰 |
肩書き | 佛教大学講師 |
プロフィール |
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