学内講座コード:404113
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
イタリア・ルネサンス絵画−女性裸体像の考察−ウェヌス(ウ゛ィーナス)を中心に−
申し込み締切:
2013年01月08日 (火) 23:30
開催日時:
1/9 ~ 1/30 (水)/13:30 ~ 15:30
入学金:
8,000円
受講料:
14,000円
定員:
50名
講座回数:
4回
講座区分:
その他
その他:
補足:
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西洋絵画の基本テーマの一つに女性裸体像がありますが、裸体の女性の大半は女神ウェヌス(古代ギリシャの女神としてはアフロディーテ)であったと言って過言ではありません。
今回の目標はウェヌスに焦点を当てて、ルネサンス期における女性裸体の意味を考察することです。
まず古代ギリシャの女神アフロディーテとはどのような女神であったのか、またどう表わされたのかを解説します。この女神はその後ローマ帝国の女神となりウェヌスと呼ばれることになりますが、やがてキリスト教が文化の指導権を握っていた中世には、異教の神として表舞台から姿を消します。
しかしウェヌスは姿を変えて中世を生き残り、やがてルネサンス期、ボッティチェッリによって表舞台に再登場し、ヴェネツィア派の画家によって官能的な裸体女性像の典型となっていきます。本講義ではこうした経緯をたどりながら、ウェヌス像が担った意味を考えます。
第1回:
古代ギリシャの女神アフロディーテとはどのような女神であったのか、またこの女神はどのような姿であらわされたのかを解説し、西洋における裸体女性像の出発を考察します。
第2回:
古代ローマを経てウェヌスと呼ばれるようになったこの女神が15世紀(初期ルネサンス)にどのように再生したか、その時どのような意味を担っていたかをボッティチェッリを中心に解説します。
第3回:
ヴェネツィアでジョルジョーネが構想し完成させた「横たわるウェヌス」を出発として、ヴェネツィアで誕生した新たなウェヌス像を概観しながら、このウェヌス像が担った意味を考察します。
第4回:
ヴェネツィアの中心画家ティツィアーノがその後展開させたウェヌス像を、フィレンツェのウェヌス(ミケランジェロ、ブロンヅィーノを中心として)との対比で解説します。
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名前 | 高橋 朋子 |
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肩書き | 学習院大学、埼玉大学 |
プロフィール |
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