学内講座コード:930215
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター オンデマンド (オンライン) ]
講座名:
【オンデマンド】憲法九条と幣原喜重郎ー日本国憲法の原点の解明
申し込み締切:
2021年12月20日 (月) 23:30
開催日時:
12月22日(水)/10:30~12:00
入学金:
8,000円
受講料:
13,860円
定員:
99名
講座回数:
7回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 13,860円
補足:
-
【目標】
・憲法九条の発案者が幣原喜重郎であったことを理解する
・戦前の「幣原外交」の再評価をする
・日本国憲法が誕生した背景の世界史、東アジア史を理解する
【講義概要】
幣原喜重郎がなぜ憲法九条を発案し、連合国軍総司令官のマッカーサーに提案するにいたったかを解明するために、「幣原外交」を展開した幣原喜重郎の外交政策を検討する。明治以来の日本の外交が日本の国権拡張を目指し、戦争につながるものであったなかで、「幣原外交」は唯一国際協調、恒久平和、軍縮、共存共栄、対中国不干渉の外交理念を貫こうとしたものであった。「幣原外交」の再評価をおこない、幣原の平和外交の延長上に憲法九条の発案があったことを明らかにする。
第二次世界大戦の連合国はファシズム国家を打倒したあと、民主的な戦後世界を樹立するために、ファシズム国家を民主主義社会に改造することを目指した。そうした世界史の流れの中で、日本はアメリカの占領下に世界でもっとも民主的といわれる日本国憲法をもつことができたのである。
【各回の講義予定】
第1回 2021/ 8/25(水) 「幣原外交」の再評価(1)
第2回 2021/ 8/25(水) 「幣原外交」の再評価(2)
第3回 2021/ 8/25(水) アメリカの日本占領政策
第4回 2021/ 8/25(水) 幣原内閣の発足と憲法改正作業の始動
第5回 2021/ 8/25(水) アメリカ政府とGHQによる憲法改正の促進
第6回 2021/ 8/25(水) マッカーサーとの「秘密会談」における幣原の憲法九条発案と「秘密合意」
第7回 2021/ 8/25(水) 朝鮮戦争により失われた日本国憲法誕生の東アジアの国際環境
【ご受講に際して】
◆この講座は
2021年度 春期 「憲法九条と幣原喜重郎ー日本国憲法の原点の解明」 (04/05~05/24 月曜日、全7回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 笠原 十九司 |
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肩書き | 都留文科大学名誉教授 |
プロフィール | 1944年群馬県生まれ。東京教育大学文学部卒業後、同大学文学研究科修士課程中退。博士(学術、東京大学)。専門分野は、中国近現代史、東アジア近現代史。著書に、『第一次世界大戦期の中国民族運動』(汲古書院)、『日本軍の治安戦』(岩波書店)、『南京事件』(岩波新書)、『日中戦争全史』(高文研)、『海軍の日中戦争』(平凡社)などがある。 |
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