学内講座コード:330703
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
動物との共存を問いなおす 保護と獣害問題
申し込み締切:
2014年09月24日 (水) 23:30
開催日時:
10月 1日(水)~10月29日(水)/10:30~12:00
入学金:
8,000円
受講料:
11,500円
定員:
30名
講座回数:
5回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 13,200円
補足:
-
【目標】
「動物との共存」とは、どのような状態だと思いますか? 実は、その答えは一つではありません。日本およびアフリカの事例から現状と課題を学んだ上で、現代における「共存」のあり方を展望します。
【講義概要】
地球規模での生物多様性保全の状況を概観したうえで、事例として「アフリカゾウ(タンザニア)」「地域ねこ(日本の都市部)」「イノシシ(日本の農村部)」を取り上げます。それぞれの地域で、動物との共存が歴史的にどのように変遷してきたかを学び、将来像を考察します。地域ねこ問題では、対策活動を実施している現場を視察し、共存を妨げる課題を検証します。映像や写真を多用して臨場感のある講義にしていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2014/10/ 1(水) 生物多様性と動物保護の現状
第2回 2014/10/ 8(水) アフリカゾウの保護と地域住民の生活
第3回 2014/10/15(水) 地域ねこ問題の現場視察(10月15日(水)午前、高田馬場駅付近)
第4回 2014/10/22(水) 日本の農村のイノシシはなぜ増えたのか
第5回 2014/10/29(水) 「動物との共存」を問いなおす
【ご受講に際して】
◆交通費などの費用は別途実費ご負担となります。
◆現場視察の詳細は、講義内でお伝えします。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『グローバル社会を歩く ― かかわりの人間文化学』(新泉社)(2,500円)(ISBN:978-4787713025)(第2章「自然の脅威と生きる構え-アフリカゾウと「共存」する村」)
名前 | 岩井 雪乃 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学准教授 |
プロフィール | 博士(人間・環境学、京都大学)。専門は環境社会学・アフリカ地域研究。タンザニアのセレンゲティ国立公園で、「アフリカゾウと住民の共存」をテーマに研究・ボランティア活動を展開中。自然保護政策に翻弄されながらも、たくましく柔軟に生きる人びとに魅了されている。国内の獣害問題、被災地支援にもかかわっている。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.