学内講座コード:310503
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
現代社会は巡礼に何を求めているのか
申し込み締切:
2014年04月01日 (火) 23:30
開催日時:
4月 8日(火)~ 6月24日(火)/13:00~14:30
入学金:
8,000円
受講料:
23,000円
定員:
30名
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
ビジター価格 26,400円
補足:
-
【目標】
現代においても世界で多くの巡礼が息づいており、日本でも全国に大小さまざまな巡礼に多くの人が参加しています。その理由と魅力を、現代社会の特質と関連づけて理解していただくことを目標にしたいと思います。
【講義概要】
まず、第1部「現代社会と巡礼」では、現代社会になぜ巡礼か、「巡礼」とはどのような構造をもちどのような機能を果たしてきたのかという観点から「巡礼とは何か」についてお話しします。次に第2部「世界の巡礼、日本の巡礼」では、世界の代表的な巡礼を概観し、それらが長い歴史を通じて続けられてきたこと、そしてグローバル化しつつある現代においてもそれぞれが隆盛を保っていることを確認します。その中でも日本人にもよく知られているスペインの「サンチャゴ・デ・コンポステーラ」巡礼の体験者のお話をさせていただき、その上で、それと対比される日本の巡礼の特徴を見ていきます。日本という島国のなかで、その代表的な2大巡礼である「観音巡礼」と「四国遍路」の特徴を確認し、それらが各地に写し巡礼と呼ばれる「地方巡礼」を派生させている状況を概観します。そして第3部では「四国遍路の魅力」として、その魅力をさまざまな角度から見ていきたいと思います。そして、最後の第4部「さまざまな巡礼者」では、具体的な巡礼者のタイプを事例として、現代人が巡礼に何を求めているのかを、現代人の人生と巡礼とのかかわりの観点から考えてみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 4/ 8(火) 現代社会でなぜ巡礼か:巡礼の構造と種類
第2回 2014/ 4/15(火) 世界の巡礼:代表的な巡礼とスペインのサンチャゴ・デ・コンポステーラ
第3回 2014/ 4/22(火) 日本の代表的巡礼:四国遍路と観音巡礼
第4回 2014/ 5/13(火) 日本の地方巡礼:写し巡礼としての地方巡礼
第5回 2014/ 5/20(火) 四国遍路の地形と構成上の特質
第6回 2014/ 5/27(火) 四国遍路の歴史
第7回 2014/ 6/ 3(火) 四国遍路社会のエージェントたち
第8回 2014/ 6/10(火) 現代のさまざまな遍路たち1
第9回 2014/ 6/17(火) 現代のさまざまな遍路たち2
第10回 2014/ 6/24(火) 現代社会における人生と巡礼
【ご受講に際して】
・講義では、毎回、レジュメを用意します。また、参考文献については、テーマに応じてその都度紹介します。
名前 | 長田 攻一 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | |
名前 | 坂田 正顕 |
肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | |
名前 | 河野 昌広 |
肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール |
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