学内講座コード:
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主催:
同志社大学 [ 同志社大学 東京サテライト・キャンパス (東京都) ]
講座名:
謎解きデータサイエンス 清少納言と紫式部 -それぞれの和歌と人生ー
申し込み締切:
2024年05月31日 (金) 17:00
開催日時:
2024年6月27日(木)/13:30 ~ 15:00
入学金:
-
受講料:
3,000円
定員:
52名
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
補足:
-
「梅に鶯」「紅葉に鹿」など「美の型」に満ちた和歌の世界。いにしえの歌人たちは、そんな表現の型を身につけながら新たな歌を生み出しました。それぞれの身分や立場で表現を学び、歌を詠んで人生を送っていたのです。その表現は、時代に淘汰されながら、次の世代へと引き継がれていきます。
本講座では、一条朝に活躍した女性歌人の中から、清少納言と紫式部を取り上げます。清原深養父を曽祖父にもち、清原元輔を父とする「歌人の家」に生まれた清少納言。かたや曽祖父は中納言藤原兼輔、父は漢詩文に優れた藤原為時という紫式部。
いずれも中流貴族ですが、日々の生活の中で育んだ感性はそれぞれ個性的。そんな二人の“因縁”は、どうやら父祖の代まで遡るようです。代々の歌人たちの頭の中にあった「美の型」をデータサイエンスで解明し、その表現を通して二人の才女の人生に迫ります。
名前 | 福田 智子 |
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肩書き | 同志社大学 文化情報学部教授 |
プロフィール | 福岡女子大学文学部国文学科卒業、九州大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学)。九州大学大学院人文科学研究院助手、同志社大学文化情報学部専任講師、同准教授を経て、現職。専門は平安文学・和歌文学。和歌文学会、中古文学会、全国大学国語国文学会会員。また、情報科学研究者との共同研究で、文字列解析ツールの開発や和歌のデータベース構築にも取り組む。著作には、『平安中期私家集論―歌人・伝本・表現―』(単著・勉誠出版、2007年)、『恵慶百首全釈』『順百首全釈』『好忠百首全釈』(筑紫平安文学会著、風間書房、2008・2013・2018年)他がある。近年は香道にも興味を持ち、著作『竹幽文庫の香道伝書 香道調度図・香道籬之菊』(共著、淡交社、2020年)を刊行。 |
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