学内講座コード:910406
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター オンデマンド (オンライン) ]
講座名:
【オンデマンド】世阿弥を読む―現代能と世阿弥時代の能 世阿弥の芸談『申楽談儀』
申し込み締切:
2024年06月16日 (日) 23:30
開催日時:
6月18日(火)〜 6月18日(火)/00:00~23:59
入学金:
-
受講料:
19,800円
定員:
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 19,800円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・能楽を深く理解するために、能の大成者・世阿弥(1363〜?)の芸談『世子六十以後申楽談儀』(略称『申楽談儀』)を通読します。
・世阿弥時代の能を理解することを通じて、現代の能楽をさらに深く知ることを目指します。
・『申楽談儀』の記事と関連する世阿弥のその他の能楽論を幅広く読む作業を通じて、同時代の言葉の面白さに接することも狙いの一つです。
【講義概要】
『申楽談儀』は、能の大成者であった世阿弥の息男・七郎元能による、世阿弥の芸談の筆録です。隠居の身ながら後進の指導に余念のなかった世阿弥が説いた能芸の真髄です。世阿弥に直接会って聞くかのような迫真力と豊かな具体性を備えた、我が国古典文学を代表する、魅力的な一篇です。本講座は、世阿弥の能作論を振り返ることから、本書の最後までを読み通します。勧進能と〈翁〉の故実、能の役々、名人と田舎芸の実例、能面の名品、世阿弥家をはじめとする能役者家系、能の故実と奇瑞等の雑説、結崎座規則、奥書というのが、その中心的内容です。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 3/ 5(火) 導入:『申楽談儀』の能作論
第2回 2024/ 3/ 5(火) 第十七条:勧進の桟敷数・〈翁〉故実
第3回 2024/ 3/ 5(火) 第十八条:能の役々
第4回 2024/ 3/ 5(火) 第十九条・二十条・二十一条:面の額の長きこと・上手の役者・下手の役者
第5回 2024/ 3/ 5(火) 第二十二条:面のこと
第6回 2024/ 3/ 5(火) 第二十三条:猿楽諸座の歴史
第7回 2024/ 3/ 5(火) 第二十四条・二十五条・二十六条・二十七条・二十八条:世阿弥に関わる霊夢の数々と田楽・松囃子・薪能についての故実の様々
第8回 2024/ 3/ 5(火) 第二十九条・三十条・三十一条:申楽常住の歩き・名人に跡なきこと・神事をなおざりにせぬこと
第9回 2024/ 3/ 5(火) 付録:結崎座規
第10回 2024/ 3/ 5(火) 奥書・元能追記二ヶ条・後人追記二ヶ条・別本聞書
【ご受講に際して】
◆視聴期間は一般申込開始(2024/03/05)から学期終了翌月末(2024/07/31)までになります。一般申込開始(2024/03/05)以降はお申し込みいただけましたら視聴可能になります。
◆この講座は
2023年度 秋期 「世阿弥を読む―現代能と世阿弥時代の能」 (09/29〜12/08 金曜日、全10回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 竹本 幹夫 |
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肩書き | 早稲田大学演劇博物館顧問、早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 博士(文学)。専門は日本中世文学、とくに能。1980年より実践女子大学文学部専任講師、のち助教授。1987年より早稲田大学文学部助教授のち教授(〜2019)。2004年、同大演劇博物館館長(〜2012)。2019年より早稲田大学名誉教授。主著に『観阿弥・世阿弥時代の能楽』(明治書院1999)、『風姿花伝・三道』(角川書店2009)他。 |
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