学内講座コード:910104
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター オンデマンド (オンライン) ]
講座名:
【オンデマンド】小説で読む現代中国百年 魯迅と日本文学
申し込み締切:
2024年06月16日 (日) 23:30
開催日時:
6月18日(火)〜 6月18日(火)/00:00~23:59
入学金:
-
受講料:
9,900円
定員:
講座回数:
5回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 9,900円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・魯迅が夏目漱石、森鷗外、芥川龍之介から受けた影響を読みましょう。
・魯迅が太宰治、村上春樹に与えた深い影響を考察しましょう。
【講義概要】
魯迅(ルーシュン、1881-1936)は明治・大正の日本文学から大きな影響を受けております。その日本文学の中から夏目漱石『坊つちやん』、森鷗外「舞姫」、芥川龍之介「毛利先生」を選んで、魯迅作品「阿Q正伝」、「愛と死(原題:傷逝)」、「孔乙己」における受容を読み解きます。
そのいっぽうで、魯迅は昭和・平成の日本文学に大きな影響を与えてきました。太宰治の魯迅を主人公とする長篇小説『惜別』、村上春樹の父の日中戦争従軍体験を描いた『猫を棄てる』と魯迅の自伝体小説「藤野先生」「父の病」とを対比してみましょう。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 3/ 5(火) 夏目漱石『坊つちやん』と魯迅「阿Q正伝」
第2回 2024/ 3/ 5(火) 森鷗外「舞姫」と魯迅「愛と死(原題:傷逝)」
第3回 2024/ 3/ 5(火) 芥川龍之介「毛利先生」と魯迅「孔乙己」
第4回 2024/ 3/ 5(火) 魯迅「藤野先生」と太宰治『惜別』
第5回 2024/ 3/ 5(火) 魯迅「父の病」と村上春樹『猫を棄てる』
【ご受講に際して】
◆視聴期間は一般申込開始(2024/03/05)から学期終了翌月末(2024/07/31)までになります。一般申込開始(2024/03/05)以降はお申し込みいただけましたら視聴可能になります。
◆この講座は
2023年度 秋期 「【対面+オンラインのハイブリッド】小説で読む現代中国百年」 (11/18〜12/16 土曜日、全5回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『魯迅と日本文学』(東京大学出版会)(ISBN:978-4130830669)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 藤井 省三 |
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肩書き | 東京大学名誉教授、名古屋外国語大学教授 |
プロフィール | 名古屋外国語大学図書館長、早稲田大学講師(2004―2022年度)、東大名誉教授。海外では南京大学海外人文資深教授等を務める。専門分野は現代中国大陸・香港・台湾・シンガポールの文学と映画。著書に『村上春樹と魯迅そして中国』(早稲田新書)、『魯迅と日本文学』(東大出版会)『中国映画 百年を描く、百年を読む』(岩波書店)などがある。 |
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