学内講座コード:710304
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
キプチャク汗国の歴史 ヨーロッパを震撼させ中世ロシアをも支配した西北のモンゴル帝国
申し込み締切:
2024年04月03日 (水) 23:30
開催日時:
4月 5日(金)〜 6月21日(金)/10:30~12:00
入学金:
-
受講料:
34,155円
定員:
30名
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・内陸ユーラシア西北部におけるモンゴル帝国とその継承政権の歴史を把握する。
・世界史上におけるモンゴル帝国の重要性を理解する。
・騎馬遊牧民国家とその歴史的変容に関する知識を深める。
【講義概要】
チンギス・ハンの長男ジュチは1206年のモンゴル帝国建国に際し軍民・牧地を分配され、ジュチ・ウルス(ジュチのくに)が成立しました。帝国の拡大に伴い同ウルスはドナウ川下流域からアルタイ山脈に至るキプチャク草原全域に領域を拡大し(地名に基づきキプチャク汗国と呼ばれます)、ルーシ(中世ロシア)をも支配下に入れました。モンゴル人(ルーシからタタールと呼称)は14世紀中葉までに言語的にテュルク化、宗教的にイスラム化し、モンゴル的伝統を残しつつも変容し、汗国はモンゴル帝国崩壊後も存続しましたが、15世紀に分裂しました。本講座では、キプチャク汗国とその継承政権の16世紀までの歴史を、政治史中心に紹介します。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 4/ 5(金) 薄倖の皇子、チンギス・ハンの長男ジュチ
第2回 2024/ 4/12(金) 大モンゴル帝国の西半部を実質的な支配下に置いた実権者、ジュチの二男バト
第3回 2024/ 4/19(金) モンゴル皇室最初のイスラム教徒、ジュチの三男ベルケ
第4回 2024/ 4/26(金) モンゴル帝国の内訌におけるジュチ家の立場
第5回 2024/ 5/10(金) トクタと有力王族ノカイとの抗争
第6回 2024/ 5/17(金) キプチャク汗国の全盛期、ウズベク汗とジャーニーベク汗の治世
第7回 2024/ 5/31(金) トクタミシュによる束の間の再統一と、キプチャク汗国の没落
第8回 2024/ 6/ 7(金) キプチャク草原西部における所謂「タタール三汗国」の成立
第9回 2024/ 6/14(金) キプチャク草原東部における所謂「遊牧ウズベク国家」の成立と解体
第10回 2024/ 6/21(金) モスコヴィアによるカザン汗国、アストラハン汗国、シベリア汗国の併合
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は6月28日(金)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
◆3/16(土) 11:00より本講座の無料体験講座を実施します。
◆無料体験講座お申込みはこちらから。https://www1.ex-
waseda.jp/online/ 「無料体験講座」をクリックし、「絞り込み」をクリックしてください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 赤坂 恒明 |
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肩書き | 元内モンゴル大学モンゴル歴史学系教授、早稲田大学中央ユーラシア歴史文化研究所招聘研究員 |
プロフィール | 千葉県野田市出身。早稲田大学大学院修了、博士(文学)。専攻分野は東洋史学。モンゴル帝国史を中心とする内陸ユーラシア史のほか、日本史の論著もある。著書に『ジュチ裔諸政権史の研究』(風間書房)、『「王」と呼ばれた皇族』(日本史史料研究会監修。吉川弘文館)など。http://akasakatsuneaki.c.ooco.jp/ |
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