学内講座コード:310791
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
日本経済学ゼミナール 資本主義と日本企業
申し込み締切:
2024年04月14日 (日) 23:30
開催日時:
4月16日(火)〜 9月 3日(火)/15:05~16:35
入学金:
-
受講料:
63,756円
定員:
20名
講座回数:
14回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 55,440円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・ソビエト崩壊後、「資本主義は勝った」と言われるが、その意味を理解する。
・わが国の多くの長寿企業は資本主義登場の前から存在した。これら企業は資本主義とどのように折り合いをつけてきたか理解する。
・変化していく資本主義に対する日本企業の持続可能性を探る
【講義概要】
資本主義は、産業革命以後に登場したと言われますが、言葉として登場したのは1830年ごろで、ベルギーの経済学者によって「競争と不平等の社会」を称して初めて「資本主義」という用語が使われました。それ以降さまざまな資本主義論が打ち出され、実践されてきました。一方、日本には明治初期に導入されたといわれますが、わが国にはそれ以前からすでに非常に多くの企業が存在(創業1000年以上の企業が9社、300年以上が約2500社)し、今日でも隆盛を極めています。これら日本企業はこれまでの資本主義の変遷にどのように対応してきたか、これが本講座の究明点になります。 この講座では受講生に研究報告、論文作成を求めます。
※春・夏学期を通じて学びます。日程にご注意ください。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 4/16(火) ゼミナール概要
第2回 2024/ 4/23(火) 資本主義を理解する。
第3回 2024/ 5/ 7(火) 資本主義の今日
第4回 2024/ 5/14(火) 日本での資本主義の展開
第5回 2024/ 5/21(火) 長寿企業はなぜ生き延びてきたのか
第6回 2024/ 5/28(火) 現在の資本主義に対するわが国企業の在り方
第7回 2024/ 6/ 4(火) 受講生各自の興味ある論文の紹介
第8回 2024/ 6/11(火) 受講生各自興味ある論文の紹介
第9回 2024/ 6/18(火) 受講生の研究中間発表
第10回 2024/ 7/ 2(火) 受講生の研究中間発表
第11回 2024/ 7/ 9(火) 受講生の論文作成の最終報告と討論
第12回 2024/ 7/16(火) 受講生の論文作成の最終報告と討論
第13回 2024/ 7/23(火) 受講生の論文作成の最終報告と討論
第14回 2024/ 9/ 3(火) 本ゼミナールのまとめ
【ご受講に際して】
◆ゼミナール講座には、学びをより良いものにするための「グランドルール」があります。
相互に円滑に学びあうコミュニティづくりにご協力ください。
・議論の際には、他者の意見を否定するのではなく、建設的な意見を述べて議論を深めるようにする
・対等な立場で参加し、他者の意見や背景を理解する努力をする
・ゼミというコミュニティの中で、自分のできることを見出し、コミュニティへの貢献を意識して活動する
・ゼミに参加する全員で、ゼミ全体の「思考の質」、「成果の質」をあげることをめざす
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 樋口 清秀 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 1950年静岡県河津町生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科理論経済学専攻博士課程単位取得退学。早稲田大学理工学部および大学院国際情報通信研究科教授ののち早稲田大学国際学術院(国際教養学部、大学院コミュニケーション研究科)教授を経て、名誉教授。主な著作物として共著で『マクロ経済学』、『IMIDAS』(集英社)「国際金融」、単著論文として「ステイクホルダー資本主義と日本企業」、「COVID19と経済の行く方」、「新しい供給サイド経済学と岸田政権の「新しい資本主義デザイン」」など、多数。総務省郵政行政分科会長、東京都台東区教育委員長、日本水道事業団入札監視委員会副委員長などを歴任。現在 静岡県ふじの国観光公使。 |
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