学内講座コード:310106
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
『源氏物語』を楽しく読む 若菜下巻後半から
申し込み締切:
2024年04月01日 (月) 23:30
開催日時:
4月 3日(水)〜 6月12日(水)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
34,155円
定員:
36名
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・世界でも読み親しまれてきた『源氏物語』を愉しく読み味わう。
・『源氏物語』の織り成す物語の特徴を知る。
・今日までどのように享受されてきたのか、その享受のありようもまた学ぶ。
・歌ことば、平安の儀礼、生活様式、恋のルール、舞などの日本文化を知る。
・物語の読み方を身につける。
【講義概要】
春講座は冬講座に続き、『源氏物語』若菜下巻の中ほどあたりから講読します。光源氏とともに長く物語に登場し、光源氏最愛の妻として生きてきた紫の上の発病、光源氏の若い妻・女三の宮への柏木の恋の行方などが語られていきます。さまざまに光源氏の過去が照らし返される出来事が起こります。
本講座では、言葉の響きを大切にしながら、視覚教材も用いて、平安独自の空間構成などもわかりやすく解説して読み進めます。
初めての方も愛読者の方も大歓迎です。千年以上前に書かれた物語に奏でられていく、人々の喜怒哀楽と日本文化の奥深さを、時にはらはらドキドキ、あるいはクスっと笑ったりしながら、ぜひご一緒に味わいましょう。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 4/ 3(水) イントロダクション 若菜下巻後半から読む
第2回 2024/ 4/10(水) 若菜下巻を読む
第3回 2024/ 4/17(水) 若菜下巻を読む
第4回 2024/ 4/24(水) 若菜下巻を読む
第5回 2024/ 5/ 8(水) 若菜下巻を読む
第6回 2024/ 5/15(水) 若菜下巻を読む
第7回 2024/ 5/22(水) 若菜下巻を読む
第8回 2024/ 5/29(水) 若菜下巻を読む
第9回 2024/ 6/ 5(水) 若菜上巻を読む
第10回 2024/ 6/12(水) 若菜下巻を読む
【ご受講に際して】
◆指定テキスト以外でも、『源氏物語』若菜下巻の原文が付いてあるものであれば、そちらをお使いくださって結構です。
◆初回に、簡潔にこれまでのあらすじをご紹介しますので、初めての方も安心して受講なさってください。(『源氏物語』はどの巻から読んでも面白く読めますから、お楽しみください。)
【テキスト・参考図書】
テキスト
『源氏物語(五)梅枝―若菜 下』(岩波文庫)(ISBN:978-4003510193)※上記以外でも、『源氏物語』若菜下巻の原文が付いてあるものなら結構です。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 橋本 ゆかり |
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肩書き | 東京都立大学講師 |
プロフィール | 名古屋大学大学院修了。博士(文学)。専門は平安文学・文化ならびにその享受。単著『源氏物語の〈記憶〉』(翰林書房)、論文に「光源氏の青海波と「袖振り」」(『物語研究』第17号)、「光源氏の分身、柏木の死と「あはれ」の多声」(『物語研究』第21号)、「帝と定子のソーシャルディスタンスと分身たちの声」(『日本文学』第71巻9号)、「「ジブリ映画『かぐや姫の物語』による『竹取物語』のアダプテーション」(『物語研究』第20号)など。分冊百科『絵巻で楽しむ源氏物語五十四帖』(朝日新聞出版)などでは、現代語訳・よみどころを担当し、本格的な研究をわかりやすく伝えている。 |
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