学内講座コード:110521
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
贈与経済2.0―資本主義を越えて
申し込み締切:
2024年04月11日 (木) 23:30
開催日時:
4月13日(土)〜 5月25日(土)/15:05~16:35
入学金:
-
受講料:
20,493円
定員:
30名
講座回数:
6回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【講義概要】
「お金を稼がなければ生きていけない」というのは本当でしょうか。資本主義経済では「当たり前」のことですが、各人の生産物を「フェア」なかたちで社会で分け合うという意味での「経済」のあり方は、ひとつではありません。しかし、オルタナティブとして期待された「贈与経済」には人間関係を束縛するという「負」の側面がありました。関係に束縛されない自由な贈与経済は、どうやって実現しうるのか。すでに「新しい経済圏」の社会実験ははじまっています。『資本主義に出口はあるか』(講談社現代新書)という本で展開した近代社会の構造分析の上に、その先の「新しい経済圏」の可能性を検討します。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 4/13(土) 「資本主義経済」とは何だったのか
第2回 2024/ 4/20(土) これまでのオルタナティブの試みはなぜ失敗し続けてきたのか
第3回 2024/ 4/27(土) 従来の贈与経済の何が問題か
第4回 2024/ 5/11(土) 新しい贈与経済の可能性1
第5回 2024/ 5/18(土) 新しい贈与経済の可能性2
第6回 2024/ 5/25(土) 新しい贈与経済の可能性3
【ご受講に際して】
休講が発生した場合の補講日は6月1日を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 荒谷 大輔 |
---|---|
肩書き | 慶應義塾大学教授、江戸川大学名誉教授 |
プロフィール | 専門は哲学/倫理学。博士(文学)。「哲学は実践に意味をもつ」という信条で活動する。美学校講師、日本文藝家協会会員。主な著書に『資本主義に出口はあるか』(講談社現代新書)、『ラカンの哲学:哲学の実践としての精神分析』(講談社メチエ)など。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.