学内講座コード:110518
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
人々はどう東京で暮らしてきたか―12のトポス(場所)を巡歴する 社会学で東京を旅する
申し込み締切:
2024年04月14日 (日) 23:30
開催日時:
4月16日(火)〜 6月11日(火)/15:05~16:35
入学金:
-
受講料:
27,324円
定員:
30名
講座回数:
8回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・〈東京〉が小説や映画のなかでどのように描かれてきたかを学ぶ。
・都市のトポス(場所)を巡りながら、日本人の心性の歴史を学ぶ。
・「自由」と「不安」の両面性に人々がどう対処してきたかを学ぶ。
【講義概要】
社会学で東京を旅する―。〈東京〉は、江戸の延長線上で、明治以降今日まで人々がかたちづくってきた都市空間である。本講では、各種の小説(漱石・鷗外など)や映画(小津・黒澤など)を題材として、人々がどう東京で暮らしてきたかを探究する。その際、駅・下宿・坂・公園・病院・スラム・橋・郊外・住宅・百貨店・カフェー・旅という12のトポス(場所)を巡歴するのが、本講の趣向である。ここでの関心は〈東京〉が、人々にとって自由な空間であったことを明らかにすることにある。しかしまた「自由」が、人々にとって「不安」と背中合わせの経験ならば、人々が、このアンビヴァレンス(両面性)にどう対処してきたかも本講の関心である。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 4/16(火) 駅
第2回 2024/ 4/23(火) 下宿
第3回 2024/ 5/ 7(火) 坂・公園
第4回 2024/ 5/14(火) 病院・スラム
第5回 2024/ 5/21(火) 橋
第6回 2024/ 5/28(火) 郊外・住宅
第7回 2024/ 6/ 4(火) 百貨店・カフェー
第8回 2024/ 6/11(火) 旅
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 奥井 智之 |
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肩書き | 亜細亜大学教授 |
プロフィール | 社会学者。奈良県生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。多数の社会学の概説書の執筆や翻訳に従事するとともに、各種の主題について独自の社会学的思索を展開している。著書:『社会学』『社会学の歴史』『宗教社会学』(東京大学出版会)、『プライドの社会学』(筑摩選書)、『日本問題』(中公新書)、『アジールとしての東京』『恐怖と不安の社会学』(弘文堂)など。訳書:Z. バウマン著『社会学の考え方 第2版』『コミュニティ』、R. L.ハイルブローナー『入門経済思想史』(ちくま学芸文庫)など。講談社のウェブメディア『現代ビジネス』にも寄稿。奈良市観光大使。 |
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