学内講座コード:110516
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
世界宗教史―神秘体験 教祖たちは何を見て、何を聞いたのか
申し込み締切:
2024年04月01日 (月) 23:30
開催日時:
4月 3日(水)〜 6月12日(水)/15:05~16:35
入学金:
-
受講料:
34,155円
定員:
30名
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・最も深い宗教体験とされる神秘体験を学びます。
・仏教・ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の教祖たちが何を見て、何を聞いたのか、できるかぎり具体的に解明します。
・現代の宗教における神秘体験、そして幻覚剤の使用による体験も考察の対象です。
【講義概要】
宗教の出発点には、ほとんどの場合、教祖(開祖)による神秘体験がありました。神秘体験と呼ばれる理由は、一般常識や論理的な考察では説明が付かない体験だからです。神秘体験で出会う対象は最高真理の顕現、つまり神や仏の姿形であったり、ときには姿形のない声だけであったりと多種多様です。そして教祖たちはその体験をふまえて、宗教を立ち上げたのです。本講座では仏教・ユダヤ教・キリスト教・イスラム教を中心に、その周辺に位置する宗教の事例も考察の対象とします。また宗教者ではありませんが、深い体験をした人物としてパスカルなどもとりあげます。現代日本の事例として、ある新興宗教団体の幻覚剤を用いた神秘体験もとりあげます。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 4/ 3(水) 仏教の開祖 ゴータマ・ブッダ
第2回 2024/ 4/10(水) チベット仏教の天才 ツォンカパ
第3回 2024/ 4/17(水) 旧約聖書の預言者たち モーセと燃える柴(茂み)+パスカルと「火の夜」体験
第4回 2024/ 4/24(水) イエス・キリスト+パウロ +ヨハネの黙示録
第5回 2024/ 5/ 8(水) イスラム教の開祖 ムハンマド
第6回 2024/ 5/15(水) アッシジのフランチェスコ+ジャンヌ・ダルク
第7回 2024/ 5/22(水) マルチン・ルター/関根正雄
第8回 2024/ 5/29(水) 空海
第9回 2024/ 6/ 5(水) 釈宗演
第10回 2024/ 6/12(水) オウム真理教ールドラ・チャクリンのイニシエーション
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 正木 晃 |
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肩書き | 宗教学者 |
プロフィール | 1953年、神奈川県小田原市生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。専門は宗教学(日本仏教・チベット仏教)。文献研究に留まらず、現地調査を実施しチベット・ヒマラヤ地域の調査は20回に及ぶ。高度でありながら誰でも理解できる仏教学を志向。著作は『「ほとけ」論』『現代日本語訳 法華経』など多数。 |
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