学内講座コード:110156
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
松本清張を読む
申し込み締切:
2024年05月12日 (日) 23:30
開催日時:
5月14日(火)〜 6月11日(火)/13:10~14:40
入学金:
-
受講料:
17,077円
定員:
35名
講座回数:
5回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・松本清張が創出した社会派ミステリーの意義をたしかめる。
・各作品がどのように人と社会と時代にむきあったかを確認する。
・松本清張のように「何故だろう」という問いを日々の生活にむける。
【講義概要】
松本清張がこの混乱の時代に大々的に復活しています。松本清張は、人と社会の暗い秘密をさぐりあて、それを暴露し、告発しつづけました。松本清張の社会派ミステリーは、わたしたちに人と社会の暗い秘密を見抜く方法を教えてくれます。ゆたかで重厚、スリリングであたたかい、「隠蔽と暴露」の作家松本清張の世界を、今回は『砂漠の塩』、『渡された場面』、『十万分の一の偶然』など名高い作品で辿ります。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 5/14(火) シャッターチャンスは偶然か――『十万分の一の偶然』を精読する
第2回 2024/ 5/21(火) どこで、なぜ妻は死んだのか――『聞かなかった場所』を精読する
第3回 2024/ 5/28(火) わるいやつらの破滅――『強き蟻』を精読する
第4回 2024/ 6/ 4(火) 小説の一場面に事件の真相が――『渡された場面』を精読する
第5回 2024/ 6/11(火) 愛しあう二人は砂漠をめざした――『砂漠の塩』を精読する
【ご受講に際して】
◆テキスト指定はしませんが、文庫本が手に入りましたらぜひそれぞれの作品を読んでおいてください。
【備考】
◆3/8(金) 13:30より本講座の無料体験会を早稲田校で実施します。
◆体験会お申し込みはこちらから。
https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/63074/
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 高橋 敏夫 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授、文芸評論家 |
プロフィール | 1952年香川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。早稲田大学文学部・大学院文学研究科教授を経て、現在、早稲田大学名誉教授。日本近現代文学研究。『松本清張 「隠蔽と暴露」の作家』(集英社新書)、『藤沢周平 負を生きる物語』(同)、『井上ひさし 希望としての笑い』(角川新書)、佐高信との長篇対談など多くの著作がある。 |
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