学内講座コード:24122301
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主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
和の空間―庭―(午後クラス)【ハイブリッド/オンライン】 ―より一層の楽しみ方―【オンライン/日本の文化・歴史/】
申し込み締切:
2024年03月26日 (火) 00:00
開催日時:
2024月4年3日(水)~2024月8年7日(水)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
31,240円
定員:
90名
講座回数:
9回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
日本庭園はなんとなく難しいと思われている方々が多いと思いますが、ちょっとした決まり事を知るだけで、今まで何気なく見ていた庭園が、より一層深遠な世界となって見えてきます。また実際に、自分で木を植えたり石をおいて作った庭園が、それらの簡単な法則を知って作るだけで、グッと引き締まった空間を設えることができます。その簡単な法則や見るポイント、コツなどを、写真や図面などを例にお見せしながら解説してまいります。受講された方々が日本庭園のエキスパートになれる講座です。
【特記事項】
●ハイブリッド講座●
オンライン講座と対面講座を同時に実施する講義形式です。
<ハイブリッド/対面>
教室内で講師が行う対面講義をご受講いただきます。
<ハイブリッド/オンライン>
教室で行われる対面講義をリアルタイムのZoom配信にてご受講いただきます。
お申込みの際は「ハイブリッド/対面」もしくは「ハイブリッド/オンライン」いずれかのページをご確認の上、お手続きをお願いいたします。
※こちらはリアルタイム配信型(見逃し配信付き)で受講希望の方専用の申込ページです。
キャンパス(対面型)で受講を希望される方はこちらからお申し込みください。
■申込締切日:3月24日(日)
■申込に際し、必ず申し込み方法 をご確認ください。
■受講に際し、必ず受講規約をご確認ください。
■オンライン講座受講に際し、必ずオンライン講座注意事項をご確認ください。
(見逃し配信視聴方法、Zoomご利用ガイドもこちらをご参照ください)
※本講座はフィールドワーク実施回がございます。
■フィールドワークは実施時間が変更となる場合がございます。詳細は、講義の際にご案内します(別途書類をご提出いただきます)。
■受講料には、第4回フィールドワークにかかる入園料、トラベルイヤフォンのレンタル代を含みます。
(但し、現地までの交通費は、受講生の自費負担とします)
【講義概要】
第1回 4月3日(水) 京の名庭を紐解く 東福寺芬陀院庭園
東福寺芬陀院にある室町時代の庭園について、作庭された時代、作者など様々な角度からお話したいと思います。
第2回 4月24日(水) 鑑賞視点の違いによる庭園の見方、面白さ
日本庭園は、鑑賞する角度によって見え方が大きく異なります。その鑑賞視点、さらに何故変化するのかなどを解き明かしたいと思います。
第3回 5月15日(水) 燈籠の種類、使い方、美しさについて
日本庭園に使われている燈籠の種類は数多く存在します。また使い方、美しい燈籠の見分け方など、古今の燈籠を例に上げてお話したいと思います。
第4回 5月22日(水) フィールドワーク「清澄庭園」
東京深川にある清澄庭園を訪ねます。江戸期にできた庭園と伝わり、近代になって岩崎弥太郎が手に入れてから、さらに魅力を増した庭園です。現地にて、本庭園の面白さをお話したいと思います。
第5回 6月5日(水) 作庭記から読み解く庭作りのこと
平安時代末期に書かれた作庭記から、日本庭園の作り方を、作庭記の実例に沿ってお話したいと思います。
第6回 6月19日(水) 関東地方の古庭園「称名寺庭園」
関東地方の古庭園を取り上げてお話しします。一回目は金沢北条家の菩提寺であった称名寺庭園です。
第7回 7月3日(水) 講師が語る全国の名庭(5)「北畠神社庭園」
日本全国にある名庭を取り上げて、その魅力を詳しく解説していきます。今回は三重県にある北畠神社庭園です。
第8回 7月24日(水) 庭園作家のこと「田中泰阿弥」
新潟県を中心として活躍した田中泰阿弥を取り上げます。石の見立て方、組方など、超一流と言える匠さについてお話したいと思います。
第9回 8月7日(水) 借景と庭園の関わりについて
日本庭園は背景に美しい景観があると、それを積極的に取り込んでいこうとします。その借景と庭園との関わりを、実例を上げながら様々なお話をしたいと思います。
名前 | 重森 千靑 |
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肩書き | 作庭家・京都工芸繊維大学非常勤講師・広島市立大学非常勤講師・西北農林科学大学高級講師 |
プロフィール | 重森三玲、完途と、三代に渡って日本庭園の作庭及び古庭園の実測調査、修復などをおこなっている。それらの豊富な資料と、実際の庭園つくりの両面から、フィールドワークを重視した日本庭園を考察している。そしてその経験やデータを駆使して、より多くの方々にわかりやすく日本庭園の魅力を伝える活動をおこなっている。 |
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