学内講座コード:2411Z002
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
【オンライン】首都圏に生きる若い女性の今 困難を抱え込まされてきた女性のケースから
申し込み締切:
2024年04月15日 (月) 23:30
開催日時:
4月25日(木)/18:30〜20:00
入学金:
-
受講料:
1,000円
定員:
30名
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
プレミアム講座は東京都立大学教員の専門的かつユニークな研究の内容を紹介する講座です。興味のある方々に受講していただけるよう特別価格で提供しており、入会金も不要(一般の方)です。高校生は無料で受講できます。尚、当講座に関しては事前のキャンセルの場合でも受講料は返却いたしませんのでご了承願います。首都圏に生きる若い女性の今困難を抱え込まされてきた女性のケースから2022年5月に「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」(困難女性支援法)が成立し、2024年4月に施行されることになりました。このことをきっかけに、困難に直面している女性たちへの社会的な関心が高まることが期待されます。とはいえ、そもそも「困難な問題を抱える女性」とは、具体的にはどのような状況に置かれた人たちのことを言うのでしょうか。困難女性支援法第二条では、「困難な問題を抱える女性」とは「性的な被害、家庭の状況、地域社会との関係性その他の様々な事情により日常生活又は社会生活を円滑に営む上で困難な問題を抱える女性(そのおそれのある女性を含む。)」のことであると定義しています。この定義からは、性暴力被害や虐待のサバイバー、経済的に困窮している人、病気や障害のある人などが想像されるかもしれません。ただし実際には、そうした困難はしばしば、一人の中に折り重なって存在しています。また、はっきりとは見えにくく、ご本人も「自分よりもっと大変な人はいる」と真摯に考えるなどして、それが「困難」であるとは認識していないこともあります。そしてその背景には、困難を生み出し続けている社会のしくみがあります。そこで本講座では、講師が関わってきた調査の結果から、首都圏に生きる若い女性たちの状況を具体的に見ていくことを通じて、いま女性たちが直面している困難の実態に迫ることを試みます。そして、いま何が求められているのかを考えます。
【講座スケジュール】
第1回 04-25 18:30~20:00
【本講座に関係する講師の著作】
『高卒女性の12年―不安定な労働、ゆるやかなつながり』(大月書店 2015年)
『二十一世紀の若者論-あいまいな不安を生きる』(世界思想社 2017年)
『大人になる・社会をつくる―若者の貧困と学校・労働・家族(シリーズ子どもの貧困4)』(明石書店 2020年)
※アーカイブ配信(録画:7日間限定)も視聴できます。
※高校生は専用ページからお申し込みください。
単位数:0単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 杉田真衣 |
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肩書き | 東京都立大学人文社会学部 人間社会学科 准教授 |
プロフィール | 1976年生まれ。東京都立大学人文学部卒業。東京都立大学人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。金沢大学人間社会学域学校教育学類准教授を経て、東京都立大学人文社会学部准教授。専門は教育学(ジェンダー・セクシュアリティと教育、青年論)。著書に『高卒女性の12年—不安定な労働、ゆるやかなつながり—』(大月書店、2015年)、共編著に『大人になる・社会をつくる—若者の貧困と学校・労働・家族』(明石書店、2020年)、『市民性を育てる生徒指導・進路指導』(大学図書出版、2020年)がある。レインボー金沢共同代表。 |
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