『教行信証』「信巻」を読む

※現在、この講座の申し込みは
行っていません。

• 講座詳細

  【講座内容】
  親鸞聖人の主著であり、浄土真宗の根本聖典である『顕浄土真実教行証文類』(『教行信証』)には、浄土真宗の教義体系が組織的に示されています。すなわち、浄土真宗を往相と還相の二種回向に分け、往相回向に教・行・信・証の四法があるとされています。
  この中の信について顕された「信巻」では、「至心信楽の願 正定聚の機」を標挙に掲げています。『大無量寿経』の第十八願「至心信楽の願」に生きる者を「正定聚の機」といいます。「正定聚の機」とは、信心をいただいて、浄土に往生することが正しく定まった者のことです。親鸞聖人は、この「正定聚の機」を「真の仏弟子」と讃えられます。真仏弟子の意義について学んでいきます。
  
  【講座スケジュール】
  第1回 4月12日(金) 正定聚の機
  第2回 4月26日(金) 真仏弟子釈(1)
  第3回 5月10日(金) 真仏弟子釈(2)
  第4回 5月24日(金) 真仏弟子釈(3)
  第5回 6月14日(金) 便同弥勒釈

• 備考

  【教材】
  【参考図書】
  『浄土真宗聖典-註釈版 第二版―』  浄土真宗本願寺派総合研究所  本願寺出版社  2004年  5，720円(税込)
  
  ※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
  お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

• 講師陣

  名前	前田 壽雄
  肩書き	本学教授
  プロフィール	龍谷大学大学院文学研究科博士課程真宗学専攻単位取得。浄土真宗本願寺派宗学院卒業。 龍谷大学非常勤講師、浄土真宗本願寺派総合研究所上級研究員を経て、現在、本学通信教育部人間科学部教授。 著書に『「ただ念仏」の教え―法然聖人から親鸞聖人へ―』(探究社)、『仏事Q&A 浄土真宗本願寺派』(国書刊行会)、『書いて味わう讃仏偈 重誓偈』(本願寺出版社)他。