学内講座コード:24A1600035
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主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
『平家物語』のやさしい読みかた 巻第一(前半)【対面講座】
申し込み締切:
2024年04月11日 (木) 23:30
開催日時:
4月25日(木)、 5月 9日(木)、 5月30日(木)、 6月13日(木)、 6月27日(木)/10:00~11:30
入学金:
-
受講料:
9,000円
定員:
50名
講座回数:
5回
講座区分:
前期
その他:
8100(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。人物や事件、故事などに注目しながら、順にいくつかの場面を原文で読み進め、この物語のさまざまな魅力を発見していきます。今期から覚一本を取りあげ、巻第一冒頭の「祇園精舎」から順に読み進めていきます。部分的に読むのではなく、通読することで得られる愉しみを味わってみませんか。初心者の方、途中からの参加でも、問題ありません。
【講座スケジュール】
第1回 4月25日(木) 巻第一「祇園精舎」「殿上闇討」
詳細:『平家物語』について概説した上で、冒頭「祇園精舎」の段から、平清盛の父忠盛の昇殿をめぐる話題を読んでいきます。
第2回 5月 9日(木) 巻第一「鱸」「禿髪」「吾身栄花」
詳細:清盛の繁昌の由来とそのありさま、そしてその大きな権力の陰にあったものの描かれ方について、一連の章段を読み進めます。
第3回 5月30日(木) 巻第一「祇王」
詳細:清盛に愛された白拍子祇王と仏の物語について、それぞれの立場と考え方、背負っていた人間関係などをていねいに読み解いていきます。
第4回 6月13日(木) 巻第一「二代后」
詳細:後白河院と二条天皇の対立関係が描かれるなかで、二代の后と呼ばれることになる一人の女性の存在が取りあげられます。その姿に注目してみましょう。
第5回 6月27日(木) 巻第一「額打論」「清水寺炎上」「東宮立」
詳細:二条天皇の死を経て、延暦寺・興福寺の争いやそこから続く清水寺の焼き討ちなど、世の乱れが大局的に描かれていくようすを確認していきます。
【教材】
※プリントを配布
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 鈴木 彰 |
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肩書き | 立教大学文学部教授 |
プロフィール | 2000年早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。神奈川大学外国語学部准教授、明治大学政治経済学部准教授などを経て、2013年度より現職。専門は日本中世文学、軍記物語。主要著書に『平家物語の展開と中世社会』(汲古書院)、『いくさと物語の中世』(共編著、汲古書院)、『平家物語を知る事典』(共著、東京堂出版)、『図説 平家物語』『図説 平清盛』(共著、河出書房新社)などがある。 |
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