学内講座コード:E2404015
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主催:
東京外国語大学 TUFSオープンアカデミー [ 東京外国語大学 オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
会話データ分析から考える日本語のコミュニケーション 【一般受付】⑤2/16(金)13:00 ~ 3/7(木)23:59
申し込み締切:
2024年03月08日 (金) 00:00
開催日時:
04月08日(月) ~ 07月08日(月)/19:30~21:00
入学金:
-
受講料:
11,800円
定員:
50名
講座回数:
12回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座内容】
我々が日常生活で遭遇する様々な会話の特徴について、会話ビデオや文字化資料などの会話データをもとに分析しながら、会話データ分析の基本的な手法を学びます。そして、会話データ分析を行うことで、普段の自分の話し方を振り返り、より良いコミュニケーションとは何かを考え、コミュニケーション教育、日本語教育へどのように活かせるかも検討したいと思います。講義では、まず、日常の身近な場面の会話データを見ながら、日本語の会話の特徴を分析します。具体的には、初対面の雑談、誘いや依頼、インタビュー、話し合い、体験談、スピーチ、面接などの会話場面を取り上げます。さらに、会話データ分析を行う研究にはどのようなものがあり、それらの研究成果がどのように我々の生活に役立てられてきたかについても確認します。これにより、どのように会話データ分析を教育や実生活などに活かせるかを検討します。
◆受講案内(受講規約)◆
◆オンライン講座に係る環境準備◆
◆よくある質問◆
【重点を置く学習内容】
会話データ分析の手法と活用法、および身のまわりの会話の特徴を考えること
【講座スケジュール】
第1回 2024/ 4/ 8(月) 講義説明、会話データ分析の変遷、教育現場との関係
第2回 2024/ 4/15(月) 初対面会話(母語場面)の話題転換の分析
第3回 2024/ 4/22(月) 初対面会話(接触場面)の二者会話・三者会話の比較分析
第4回 2024/ 5/13(月) 初対面会話(接触場面)の二者会話・三者会話の比較分析、会話データ分析を行う教育者・研究者の語り(1)
第5回 2024/ 5/20(月) 誘いのロールプレイ会話の分析、 会話データ分析を行う教育者・研究者の語り(2)
第6回 2024/ 5/27(月) インタビューの会話の分析、会話データ分析を行う教育者・研究者の語り(3)
第7回 2024/ 6/ 3(月) 豪州における会話データ分析の変遷、会話データ分析を行う教育者・研究者の語り(4)(5)
第8回 2024/ 6/10(月) 依頼のロールプレイ会話の分析
第9回 2024/ 6/17(月) 話し合いの会話の分析、会話データ分析を行う教育者・研究者の語り(6)
第10回 2024/ 6/24(月) 留学の体験談の分析
第11回 2024/ 7/ 1(月) 面接場面と「聞き返し」の分析
第12回 2024/ 7/ 8(月) 会話データ分析を行う教育者・研究者の語りのまとめ、「研究と実践の連携」の可能性、まとめ、振り返り
【受講対象者】
会話・コミュニケーション研究、会話教育、日本語教育などに興味のある方
【テキスト】
1. 中井陽子・大場美和子・寅丸真澄(2022)『会話データ分析の実際―身近な会話を分析してみる―』ナカニシヤ出版
ISBN: 978-4779516429 定価:2750円
2. 中井陽子(編著)大場美和子・寅丸真澄・増田将伸・宮崎七湖・尹智鉉(著)(2017)『文献・インタビュー調査から学ぶ会話データ分析の広がりと軌跡―研究から実践まで―』ナカニシヤ出版
ISBN: 978-4779511578 定価:3080円
【備考】
【一般受付】
本講座の一般受付期間は次のとおりです。
【一般受付】(5)2024年2月16日(金)13:00~2024年3月7日(木)23:59
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 中井 陽子 |
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肩書き | 本学大学院国際日本学研究院教授 |
プロフィール | 経歴: 米国のミネソタ大学大学院で会話データ分析、および日本語教育の方法を学び、帰国後は国内外の様々な大学で日本語教育と日本語教員養成を行ってきています。早稲田大学大学院で博士号取得。 専門: 日本語教育学、会話データ分析、インターアクション研究、会話教育、キャリア形成支援のための調査と教材開発 主な著書: 尾崎明人・椿由紀子・中井陽子(著)(2010) 『日本語教育叢書「つくる」会話教材を作る』スリーエーネットワーク 中井陽子 (2012)『インターアクション能力を育てる日本語の会話教育』ひつじ書房 中井陽子(編著)大場美和子・寅丸真澄・増田将伸・宮崎七湖・尹智鉉(著)(2017)『文献・インタビュー調査から学ぶ会話データ分析の広がりと軌跡―研究から実践まで―』ナカニシヤ出版 菅長理恵・中井陽子・渋谷博子・伊集院郁子(2022)『エピソードとタスクから描く私のキャリアプラン』凡人社 中井陽子・大場美和子・寅丸真澄(2022)『会話データ分析の実際―身近な会話を分析してみる―』ナカニシヤ出版 中井陽子・鎌田修・大場美和子・寅丸真澄・尹智鉉・伊達宏子・相場いぶき (2024)『日本語の会話授業のデザインと実践―基礎から発展へ―』スリーエーネットワーク |
名前 | 大場 美和子 |
肩書き | 昭和女子大学日本語日本文学科准教授 |
プロフィール | 経歴: 筑波大学、筑波大学大学院で日本語教育や会話データ分析について学び、留学生センターでの日本語教育や学部・大学院での日本語教員養成を行ってきています。千葉大学大学院で博士号を取得。 専門: 日本語教育学、会話データ分析(多人数会話、外国人介護人材の職場での会話、など) 主な著書: 大場美和子(2012) 『接触場面における三者会話の研究』ひつじ書房 中井陽子(編著)大場美和子・寅丸真澄・増田将伸・宮崎七湖・尹智鉉(著)(2017)『文献・インタビュー調査から学ぶ会話データ分析の広がりと軌跡―研究から実践まで―』ナカニシヤ出版 中井陽子・鎌田修・大場美和子・寅丸真澄・尹智鉉・伊達宏子・相場いぶき (2024)『日本語の会話授業のデザインと実践―基礎から発展へ―』スリーエーネットワーク 中井陽子・大場美和子・寅丸真澄(2022)『会話データ分析の実際―身近な会話を分析してみる―』ナカニシヤ出版 |
名前 | 宮﨑 七湖 |
肩書き | 新潟県立大学准教授 |
プロフィール | 豪州モナッシュ大学大学院、早稲田大学大学院で日本語教育学について学びました。国内外の日本語学校や大学で日本語教育を行ってきています。早稲田大学大学院で博士号取得。 専門: 日本語教育学、アカデミックな目的のための日本語教育、ライティング教育、ケース学習 主な著書: 宮崎七湖(2012)『人文系大学院留学生の文章課題遂行過程における管理プロセス』早稲田大学出版部 宮崎七湖他(2016)『留学生のためのケースで学ぶ日本語:問題発見解決能力を伸ばす』ココ出版 中井陽子(編著)大場美和子・寅丸真澄・増田将伸・宮崎七湖・尹智鉉(著)(2017)『文献・インタビュー調査から学ぶ会話データ分析の広がりと軌跡―研究から実践まで―』ナカニシヤ出版 |
名前 | 寅丸 真澄 |
肩書き | 早稲田大学日本語教育研究センター教授 |
プロフィール | 経歴: 文章・談話研究室で談話分析を学び、国内国立・私立大学において留学生に対する日本語教育と日本語教員養成、複言語・複文化社会を考える授業等を行ってきています。早稲田大学大学院で博士号取得。 専門: 日本語教育学、会話データ分析、キャリア形成支援、自律学習支援 主な著書: 寅丸真澄(2017)『学習者の自己形成と自己実現を支援する日本語教育』ココ出版 中井陽子(編著)大場美和子・寅丸真澄・増田将伸・宮崎七湖・尹智鉉(著)(2017)『文献・インタビュー調査から学ぶ会話データ分析の広がりと軌跡―研究から実践まで―』ナカニシヤ出版 中井陽子・鎌田修・大場美和子・寅丸真澄・尹智鉉・伊達宏子・相場いぶき (2024)『日本語の会話授業のデザインと実践―基礎から発展へ―』スリーエーネットワーク 中井陽子・大場美和子・寅丸真澄(2022)『会話データ分析の実際―身近な会話を分析してみる―』ナカニシヤ出版 |
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