学内講座コード:E2404012
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主催:
東京外国語大学 TUFSオープンアカデミー [ 東京外国語大学 オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
世界の諸宗教にみる死生観と死をめぐる議論の現在 【一般受付】⑤2/16(金)13:00 ~ 3/7(木)23:59
申し込み締切:
2024年03月08日 (金) 00:00
開催日時:
04月10日(水) ~ 07月03日(水)/19:30~21:00
入学金:
-
受講料:
11,800円
定員:
30名
講座回数:
12回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座内容】
近年、少子高齢化社会が進展する中、死について思いをはせることが誰にとっても身近なことになってきています。日本の宗教学者、岸本英夫は、宗教を「人間生活の究極的な意味をあきらかにし、人間の問題の究極的な解決にかかわりをもつ」現象と定義していますが、これは、死をめぐる解決に力点をおいた定義といえます。本講座は、2部で構成され、前半は、宗教学の視点から、世界の宗教文化にみられる死生観について概観し、人が死をどのように意味づけ、理解してきたかについて学びます。後半は、現在海外で研究が進みつつある臨死体験現象に関する主題をとりあげます。この分野の研究は、1970年代に医師で心理学者のレイモンド・ムーディーやキューブラ・ロスの研究を端緒に本格化し、現在では、脳神経科学、心理学、量子力学、哲学、宗教学などへとその裾野が広がりつつあります。講座では、研究の最前線を紹介しつつ、宗教学的な視点から、臨死体験者の報告内容と諸宗教の死生観との関連について考察し、共に学びを深めていきたいと思います。
『祝福された者の楽園への上昇』ヒエロニムス・ボス作
◆受講案内(受講規約)◆
◆オンライン講座に係る環境準備◆
◆よくある質問◆
【重点を置く学習内容】
宗教学的な視点から世界の死生観について学ぶ
【講座スケジュール】
第1回 2024/ 4/10(水) 世界の宗教文化と死生観(総論)
第2回 2024/ 4/17(水) 東アジアの死生観と宗教文化(1)
第3回 2024/ 4/24(水) 東アジアの死生観と宗教文化(2)
第4回 2024/ 5/ 8(水) インドの死生観と仏教
第5回 2024/ 5/15(水) 古代ギリシャ・エジプト・ペルシアの死生観
第6回 2024/ 5/22(水) ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の死生観
第7回 2024/ 5/29(水) 臨死体験研究の概観
第8回 2024/ 6/ 5(水) 臨死体験-科学と宗教の接点
第9回 2024/ 6/12(水) 体験者の報告内容と諸宗教の死生観(1)
第10回 2024/ 6/19(水) 体験者の報告内容と諸宗教の死生観(2)
第11回 2024/ 6/26(水) 体験者の報告内容と諸宗教の死生観(3)
第12回 2024/ 7/ 3(水) 死生観の現在(総論)
【受講対象者】
特に条件はありません。
【テキスト】
講師作成の教材・レジュメ等を電子配布
【備考】
【一般受付】
本講座の一般受付期間は次のとおりです。
【一般受付】(5)2024年2月16日(金)13:00~2024年3月7日(木)23:59
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 丹羽 泉 |
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肩書き | 本学名誉教授 |
プロフィール | 宗教学(宗教社会学)の視点から朝鮮半島および東アジアの宗教文化と社会の関係について研究をしてきました。近年は、死生観をめぐる宗教比較に焦点をあてた研究を進めています。 |
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