学内講座コード:K11250F
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主催:
文教大学地域連携センター [ 文教大学越谷キャンパス (埼玉県) ]
講座名:
遠藤周作「海と毒薬」を読む
申し込み締切:
2015年09月10日 (木) 23:30
開催日時:
9/11(金)・9/18(金)・9/25(金)/14:40~16:10
入学金:
-
受講料:
4,700円
定員:
30名
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
一九四五年の敗戦から数えて七十年が経とうとしています。広島・長崎への原爆投下、東京大空襲、日本人が記憶すべき多くのことがありますが、大陸や南方での行いだけではない、やはり忘れてはならない負の出来事として米軍捕虜生体解剖実験が挙げられるでしょう。
それへのルポルタージュ的なアプローチにも興味は尽きませんが、あくまでも文学作品として事件を描いたもの、それが遠藤周作の「海と毒薬」です。熊井啓により映画化もされた作品です。戦中の一事件としてではなく、罪とは何か、人間に、殊に日本人にとって神とは何か、遠藤周作が終生追い求めたテーマを意識しつつ、「海と毒薬」一篇を読んで行きたいと思います。
※事前に作品を読んできてください。
【講座日程】
1.9/11 勝呂の場合
2.9/18 戸田の場合
3.9/25 上田の場合
テキスト『海と毒薬』(新潮文庫/ISBN-13:978-4101123028)
各自でご用意ください。
※4名未満の場合は非開講になることがあります。
名前 | 奴田原 諭 |
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肩書き | |
プロフィール | 二松學舍大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。文教大学では近代文学や情報処理系の科目を担当。専門は近現代国文学で、戦中から戦後にかけての作家、中でも中島敦が専門です。初めての映画体験はテアトル東京での「STAR WARS」1作目でした(EpisodeⅣ:A New Hope)。そのせいか、映像にも興味あり。黒澤明や萬屋(中村)錦之介主演の東映時代劇、毎年12月には「忠臣蔵」を見たくなります。 |
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