太閤検地と近世社会 -近世社会の成立過程-

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• 講座詳細

  【講座内容】
  織田信長亡き後全国を統一した豊臣秀吉は、日本全国の田・畑・屋敷地を調査し、その結果を村ごとに台帳にまとめた。一般に言われる太閤検地の実施である。この結果に基づき、日本全国で石高制が導入され、その石高数値に従い、領主の間では夫役・陣夫役と言った労働力の提供・供出が行われ、村落では村ごとに年貢高が定められた。
  では、このような体制は社会全体としてどのような変化を起こしたのであろうか。その実態について確認していくこととします。
  
  【講座スケジュール】
  第1回 04-13 19:00～20:30
  第2回 04-20 19:00～20:30

• 備考

  単位数：1単位

• 講師陣

  名前	谷口 央
  肩書き	東京都立大学人文社会学部 教授
  プロフィール	博士(歴史学)。本学教授。日本近世史、主として豊臣政権成立期から江戸幕政初期における政治・経済史を専門とする。徳川家康が江戸へ入る直前の五か国領国時代に実施した五か国総検地を中心に、同時期に実施された太閤検地等、検地の歴史的意義・社会への影響について研究している。主な著編作として『幕藩制成立期の政治社会史研究(校倉書房)』・『関ヶ原合戦の深層(高志書院)』等