学内講座コード:2131G117
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
日本の貧困を考える:子どもの貧困に着目して
申し込み締切:
2021年11月03日 (水) 23:30
開催日時:
11月4日(木)~11月25日(木)/18:30~20:00
入学金:
3,000円
受講料:
10,100円
定員:
30名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
補足:
-
【講座内容】
科学が開く未来への扉
東京都立大学 研究センター紹介講座 子ども・若者貧困研究センター
東京都立大学 研究センター
本学の研究は人文・社会・自然科学の各分野で高い水準にあり、それぞれの専門領域で優れた実績を挙げています。これらを有機的に結び、世界最高峰の研究拠点を目指すのが研究センターです。現在16のセンターを設置し、学内外に研究の成果を発信しています。
研究センターシリーズ「科学が開く未来への扉」では、本学研究センター最先端の研究成果を紹介していきます。
子ども・若者貧困研究センターの概要
本センターは、日本における子ども・若者の貧困研究を学術的かつ体系的に取り組む研究拠点として構築するものです。本学人文社会学部を中心として、社会福祉学、教育学、社会学、心理学などの多彩な学術領域の研究者が一堂に集い、子ども・若者の貧困に関する研究を学際的に行っています。また、国内外の他大学、国際機関などの研究機関との連携も図りながら、日本の子ども・若者の貧困研究を推進する核となることを目指しています。
本センターのもう一つの目的は、子ども・若者の貧困に関する研究成果を自治体にフィードバックすることです。研究から明らかになった知識を、研修プログラムやテキストとして開発し、普及させていくことによってより多くの自治体に提供しています。
センターの先進性
日本においては、貧困を専門とする研究所が存在しておらず、社会福祉学、社会学、教育学、疫学、医学などのさまざまな子どもを研究対象とする領域において貧困が研究されているにも関わらず、それらの研究者が一同に集まりお互いの研究成果を交換し合ったり、協同研究を行うプラットフォームが構築されていませんでした。そこで、本センターは、異なる学術領域の研究者間、および、学会と行政とのギャップを埋め、子ども・若者の貧困に関する研究と政策が能動的に協働する場を提供します。
センターの未来像
本センターの役割は、日本における貧困研究のカタリスト(触媒)として機能することです。本センターからの研究成果がそれぞれの学会にて発信されることにより、貧困研究が日本の学会にて根付くことが期待されます。将来的には、貧困学の教科書の執筆、教育学、社会学、社会福祉学などの教育課程における貧困に関する講義の確立、教員養成課程や社会福祉士養成課程また高校生向けの貧困教育プログラムの開発も目指します。
本センターに参加する研究者は、子ども・若者および貧困の研究にて国内外で高い評価を受けており、様々な調査や分析、課題への提案など自治体へのフィードバックも行っています。本講座では阿部センター長と新進気鋭の研究員が様々な事例を中心に、子どもや若者の貧困の実態について紹介します。
【講座スケジュール】
第1回 11-04 18:30~20:00
第2回 11-11 18:30~20:00
第3回 11-18 18:30~20:00
第4回 11-25 18:30~20:00
※アーカイブ配信(録画)も視聴できます。
※高校生の参加は無料です。4回シリーズの講座ですが、高校生は1回だけでの参加も可能です。
※高校生は専用ページからお申し込みください。
単位数:1単位
名前 | 阿部 彩 |
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肩書き | 東京都立大学教授 子ども・若者貧困研究センター長 |
プロフィール | 2015.4.1首都大学東京 教授 阿部彩『子どもの貧困―日本の不公平を考える』 岩波新書 阿部彩『子どもの貧困Ⅱ-解決策を考える』 岩波新書 |
名前 | 山本 直子 |
肩書き | 東京都立大学 子ども・若者貧困研究 センター 特任研究員 |
プロフィール | |
名前 | 川口 遼 |
肩書き | 東京都立大学 子ども・若者貧困研究センター 特任助教 |
プロフィール |
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