学内講座コード:340706
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
北朝鮮の核ドクトリン 金正恩の生き残り戦略と日本の安全保障
申し込み締切:
2024年02月18日 (日) 23:30
開催日時:
2月20日(火)~ 3月12日(火)/15:05~16:35
入学金:
-
受講料:
13,662円
定員:
24名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・北朝鮮の核・ミサイル開発の動機と現状、核運用指針を探る。
・独裁国家とどう向き合っていくのか、日本の課題を考える。
【講義概要】
北朝鮮は世界で事実上9番目の核保有国となりました。北朝鮮の核開発は経済支援を引き出すための瀬戸際外交との見方もありましたが、いまや実際の戦力として組み込まれつつあります。防衛省は北朝鮮が核を搭載した弾道ミサイルで日本を攻撃する能力があると分析しています。ただし、能力と意図は必ずしも一致しません。北朝鮮が本当に核を使用する可能性はあるのでしょうか。使うとしたらどのような状況が考えられるでしょうか。金正恩総書記の統治手法や北朝鮮の経済状況、中国の大国化、ロシアのウクライナ侵攻など地政学的変化にも目配りしながら、虚実入り交じる北朝鮮の核戦略を読み解き、日本や国際社会がどう対処していくべきかを考えます。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 2/20(火) 世界最速のミサイル開発
第2回 2024/ 2/27(火) 変容する核ドクトリン
第3回 2024/ 3/ 5(火) 中国、ロシアとの疑似同盟
第4回 2024/ 3/12(火) 独裁国家とどう向き合うか
【ご受講に際して】
◆参考図書として、ご受講前に井上智太郎『金正恩の核兵器 北朝鮮のミサイル戦略と日本』(2023年、ちくま新書)をお読みいただくと、より理解が深まります。
◆講義開始までの国際情勢の変化を踏まえ、講義内容を変更する場合があります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 井上 智太郎 |
---|---|
肩書き | 共同通信社編集局ニュースセンター整理部長 |
プロフィール | 1971年、佐賀県生まれ、小中高は熊本県。95年、早稲田大学(政治学科)を卒業し、共同通信社入社。長崎支局や千葉支局、外信部を経てソウル特派員(2007~10年)、ワシントン特派員(13~16年)、北京特派員(18~21年、平壌支局長兼務)。政治部(10~11年)で外務省や防衛省、自民党を担当。外信部副部長を経て23年6月から現職。核問題や日本の安全保障政策を中心に取材を続ける。北朝鮮報道で17年度「ボーン・上田記念国際記者賞」。著書に『金正恩の核兵器 北朝鮮のミサイル戦略と日本』(ちくま新書)がある。月刊誌『世界』(岩波書店)に3回続きの連載「金正恩の選択」(20年9~11月号)などを寄稿。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.