学内講座コード:320408
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
「肖像画」から読み解くイギリス美術 交錯する絵画と写真の美
申し込み締切:
2016年07月26日 (火) 23:30
開催日時:
8月 2日(火)~ 9月 6日(火)/15:00~16:30
入学金:
8,000円
受講料:
11,826円
定員:
30名
講座回数:
5回
講座区分:
前期
その他:
ビジター価格 13,608円
補足:
-
【目標】
・イギリス絵画史を彩る肖像画の伝統と重要性について理解する。
・19世紀写真芸術の革新性と魅力を知り、絵画との影響関係について考察を深める。
【講義概要】
16世紀以来、多くの肖像画家を輩出したイギリス。人物の似姿である「肖像画」は、時代とともに変遷してきました。19世紀には、写真の発明により「肖像写真」が登場します。当時の画家は、写真の写実性を絵画に取り込み、写真家は絵画芸術の物語性を写真に取り込みました。その一例として、この夏に展覧会が開かれる女性写真家ジュリア・マーガレット・キャメロンや、『不思議の国のアリス』の著者で写真家でもあったルイス・キャロルなどを取り上げ、ラファエル前派やG.F.ワッツとの影響関係を探ります。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 8/ 2(火) イギリス絵画史を彩る肖像画の伝統
第2回 2016/ 8/ 9(火) 19世紀イギリスの肖像画と肖像写真
第3回 2016/ 8/23(火) 19世紀写真芸術の世界: 物語を映し出す写真
第4回 2016/ 8/30(火) ジュリア・マーガレット・キャメロンの革新
第5回 2016/ 9/ 6(火) ラファエル前派、G.F.ワッツとキャメロン
【ご受講に際して】
◆「From Life ―写真に生命を吹き込んだ女性 ジュリア・マーガレット・キャメロン展」を併せて鑑賞いただくとより理解が深まります。【会期】2016年7月2日(土)~9月19日(月・祝)【会場】三菱一号館美術館
名前 | 三木 はるか |
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肩書き | 美術史家 |
プロフィール | 日本放送協会に勤務後、マンチェスター大学大学院にてMA取得(西洋美術史専攻)。学習院大学人文科学研究科博士後期課程在籍(単位修了)。専門分野は19世紀イギリス絵画史と、明治・大正期における美術批評家ジョン・ラスキンの受容史。共訳書に『世界の肖像』『世界の素描』(二玄社)。 |
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