学内講座コード:311042f
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主催:
武蔵野大学 社会響創センター事務課 [ 武蔵野大学 三鷹サテライト教室 (東京都) ]
講座名:
能筆な天皇の書について―「三筆」のひとり嵯峨天皇を中心として― 【連続講座】歴代天皇の足跡をたどる 第6回目
申し込み締切:
2019年06月06日 (木) 23:30
開催日時:
6月 7日(金)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
1,500円
定員:
16名
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
歴代天皇のなかでいちばんの能筆というと、空海・橘逸勢とともに「平安の三筆」と称された嵯峨天皇でしょう。嵯峨天皇は、延暦寺蔵の「光(こう)定(じょう)戒(かい)牒(ちょう)」(国宝)や最澄を悼んで記した「哭(こく)澄(ちょう)上人(しょうにん)詩(し)」、伝として「李(り)?(きょう)百詠断簡」などの名作を残しましたが、その書はどこが優れているのでしょうか。同時代の空海の書と比較して鑑賞しながら分析し、その書の魅力を解析します。本講では、歴史ではなく、書道の立場からどのように見ると嵯峨天皇の書が楽しく鑑賞できるのかを中心に述べたいと考えます。
このほかに書道史上で有名な天皇に関する事柄として(1)聖武天皇の書(穏やか)とその妻・光明皇后の書(強くキリリとしている)の対比、(2)鎌倉・室町時代の宸翰(天皇の手紙)のなかに優れたものが多いことなどが知られています。時間が許す範囲でお話しします。
【講座スケジュール】
第1回 6月 7日(金)
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 広瀬 舟雲 |
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肩書き | 本学教授 |
プロフィール | 東京学芸大学教育学部書道科卒。同専攻科修了。 全国大学書写書道教育学会常任理事、全日本書写書道教育研究会副理事長、文部科学省検定済「中学校書写」教科書編集執筆、毎日書道展審査会員、書道芸術院常任総務。 個展をフランス・パリ、東京新宿にて。著書に『広瀬舟雲の書・パリ紀行』『刻された書と石の記憶』他。 |
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