学内講座コード:18B1612301
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主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
笑いの諸相 ― 近代の短編小説を通して
申し込み締切:
2019年01月10日 (木) 23:30
開催日時:
1月11日(金)、 1月18日(金)、 1月25日(金)、 2月 1日(金)、 2月 8日(金)、 2月15日(金)、 2月22日(金)/10:30~12:00
入学金:
-
受講料:
11,000円
定員:
30名
講座回数:
7回
講座区分:
後期
その他:
9900(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
微笑・苦笑・嘲笑・冷笑・哄笑・爆笑……と、わたしたちはさまざまの笑いの渦のなかを生きている。笑いについて考えることは、自分の心のなかをのぞくことであり、世界を新しく見つめ直すことでもある。
この講座では、「笑い」をてがかりに、芥川龍之介・川端康成・太宰治などの短編小説を読みながら、作品の魅力を探り、また、読む力を養っていきたい。
【講座スケジュール】
第1回 1月11日(金) はじめに
詳細:講座のねらい、各回の配列等、講座の概要について説明し、受講者各位の自己紹介等も行う。
第2回 1月18日(金) 川端康成「化粧」
詳細:作品の構造の分析を通して、この作品の「謎の笑ひ」とはなにかを追求する。
第3回 1月25日(金) 太宰治「カチカチ山」その一
詳細:太宰の作品の巻き起こす笑いについて落語や漫才にも言及しながら分析する。
第4回 2月 1日(金) 太宰治「カチカチ山」その二
詳細:前回に引き続き、この作品の「笑い」を『御伽草紙』との関連において考える。
第5回 2月 8日(金) 芥川龍之介「鼻」
詳細:叙述を具体的にたどって、作品の「可笑しさ」に光をあてる。
第6回 2月15日(金) 中島敦「名人伝」
詳細:奇想天外なハナシの仕組みを明らかにしながら、思考の活性化をめざす。
第7回 2月22日(金) まとめ
詳細:小泉八雲「日本人の笑い」に言及して、笑いとはなにかを考える。
名前 | 岩佐 壯四郎 |
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肩書き | 関東学院大学名誉教授 |
プロフィール | 早稲田大学大学院博士課程満期退学。博士(文学)。日本近代文学・比較文学の分野で研究活動を展開し、演劇批評も執筆している。『抱月のベル・エポック』でサントリー学芸賞を受賞。著書に『世紀末の自然主義』、『日本近代文学の断面1890-1920』『島村抱月の文芸批評と美学理論』等のほか、近著に『点景・昭和期の文学』がある。 |
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