学内講座コード:310200
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
人類学で読み解く縄文時代の土偶とその神話世界 先史時代フィギュア研究の最前線から
申し込み締切:
2023年06月01日 (木) 23:30
開催日時:
6月 3日(土)~ 6月17日(土)/13:10~14:40
入学金:
-
受講料:
10,246円
定員:
42
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
会員受講料: 8,910円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・縄文時代や土偶についての基礎知識を身につける。
・そもそも神話(=神ーや精霊が登場する物語)とは何かを理解する。
・人類の精神史という切り口からホモ・サピエンスの認知の特性を考える。
【講義概要】
縄文時代の土偶を、神話人類学という新しい視点から分析し、そこから古代に生きた人ーの世界観や死生観を読み解いていきます。意外なことに、縄文土偶の謎を解くヒントは、南方熊楠、柳田国男、E・タイラー、J・フレイザーといった民俗学や人類学の古典のなかに隠されています。また講義では縄文土偶だけでなく、世界中の遺跡から発見されている土偶・岩偶・骨偶などについても具体的な分析を行い、こうした先史時代フィギュアの解読から「そもそも神話とは何か?」という普遍的な問いについても迫っていきたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 6/ 3(土) 土偶を読む:縄文土偶のモチーフを解読する
第2回 2023/ 6/10(土) 世界の先史時代フィギュアを読む:神話人類学による新解釈
第3回 2023/ 6/17(土) 炭水化物の精霊たち:古代の神話世界の謎を解く
【ご受講に際して】
◆持ち物:メモ用紙、筆記用具
◆参考書籍:竹倉史人著『土偶を読む』(晶文社2021年)、『土偶を読む図鑑』(小学館2022年)を事前にお読み頂くとより理解が深まります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 竹倉 史人 |
---|---|
肩書き | 人類学者 |
プロフィール | 人類学者。在野の独立研究者として執筆、講演、大学講師、メディア出演などの活動を行っている。専門は人類の精神史(インテレクチュアル・ヒストリー)。古今東西の神話や考古遺物の分析を通じ、ホモ・サピエンスの認知の歴史的変遷を研究。著書に『土偶を読む』(2021年、晶文社、第43回サントリー学芸賞)など。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.