学内講座コード:130534
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
生きがいの社会学―「老いと生きがい」について考える
申し込み締切:
2022年09月27日 (火) 23:30
開催日時:
9月29日(木)~12月 8日(木)/10:40~12:10
入学金:
8,000円
受講料:
29,700円
定員:
30名
講座回数:
10回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 34,155円
補足:
-
【目標】
・「生きがい」という言葉のもつ意味内容が、わが国文化の歴史的変容にともなって、どのように変化してきたのかを理解します。
・「生きがい」という言葉に対応する言葉を他国の言語の中に見出すことが難しいといわれますが、わたし達が「生きがい」といっている事柄は、欧米の文化の中ではどのように意識されているかを理解します。
・国内外の老いイメージを対照させながら、「老いを生きる」ということと「生きがい」との関係を理解します。
・以上の理解にもとづいて「いまの、そしてこれからの日本社会における高齢者の生きがい追求」を考えてみたいと思います。
【講義概要】
神谷美恵子はその著書『生きがいについて』の中で、生きがいは単に幸福感や楽しみといった心理的感覚だけでもたらさられるものではなく、たとえば使命感といったような内面価値の働きに支えられた生活(人生)充足感であるといったことを述べています。たしかに、生きがいの追求にはこの「価値的充足感」が重要なポイントになると思われます。そこでこの講義では、高齢期の生活を支える「内面的価値とは何か?」ということを追求します。つまり、今日の日本社会のあり様からして、老いにともなって生じる生きがい追求の障害の克服にはどういったことが重視されるのか、ということを社会学の視点から考えてみたいと思っています。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 9/29(木) 「生きがい」という価値意識
第2回 2022/10/ 6(木) 「生きがい」ということばの歴史
第3回 2022/10/13(木) 生きがいと日本文化
第4回 2022/10/20(木) 日米の生きがい比較
第5回 2022/10/27(木) 近代の成熟と生きがい
第6回 2022/11/10(木) 老いのイメージと生きがい
第7回 2022/11/17(木) 「文化のスーパーマーケット化」と生きがい
第8回 2022/11/24(木) 「老いの多様化」と生きがい
第9回 2022/12/ 1(木) 生きがいをめぐる今日的価値問題
第10回 2022/12/ 8(木) 生きがいによる世代間共生
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は12月15日、12月22日を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 和田 修一 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 早稲田大学文学部哲学科(社会学専修)卒業。専門分野は社会学(社会老年学、近代社会論)。著書に『中高年齢層の職業と生活 ― 定年退職を中心として』(東京大学出版会、1982年、青井和夫との共編著)、『生きがいの社会学 ― 高齢社会における幸福とは何か』(弘文堂、2001年、高橋勇悦との共編著)など。 |
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