学内講座コード:130203
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
日本の近世 18世紀半ばから幕末維新期まで
申し込み締切:
2022年09月26日 (月) 23:30
開催日時:
9月28日(水)~12月 7日(水)/10:40~12:10
入学金:
8,000円
受講料:
29,700円
定員:
30名
講座回数:
10回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 34,155円
補足:
-
【目標】
・江戸時代とは実際はどういう社会だったのか。秋学期では18世紀中頃から幕末までを対象に広い視野で理解できるようにする。
・日本の政治や社会の営みが、近世後半から幕末維新期にかけてどのように国際的環境の影響を受けながら進んでいったのかを理解できるようにする。
【講義概要】
江戸時代については、さまざまなイメージでドラマや小説などが作られています。本講座では、通史のかたちで、時期ごとに、また問題を分けて、広い視野でこの時代を理解できるようにお話しします。秋学期は近世後半の通史として広く理解できるように工夫したいと思います。18世紀後半以降の近世史は、民間社会の内部に矛盾をかかえ、元からの身分制を越える上下格差が生まれ、それが種々の紛争を生みます。幕府諸藩とも財政危機と民政不取り締まりの状況を克服するために改革に取り組みます。「幕藩体制」が変化するなかで「海防」課題も大きくなります。その変化を追ったり、立ち止まって深く観察したりしながら、幕末まで話を進めていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 9/28(水) 和風の衣食住と暮らしはどういうものだったのか
第2回 2022/10/ 5(水) 田沼時代と言われる田沼の政治と社会の活力はどのように向かいあったか
第3回 2022/10/12(水) 主従・親子・男女など、それぞれの身分の関係・慣習と制度はどのようなものだったか
第4回 2022/10/19(水) 諸藩が取り組んだ18世紀後半の改革政治はどのような目標をもってすすめられたか
第5回 2022/10/26(水) 武士の藩校や庶民の手習い塾・郷学はどのように発展したか
第6回 2022/11/ 2(水) 民間社会ではどのように土地集積や地主/小作の階層分化が進んだか
第7回 2022/11/ 9(水) 幕府の寛政改革の中でどのように幕末政治に影響する「祖法」観が作られたか
第8回 2022/11/16(水) 百姓一揆や打ちこわしが政治をゆさぶる中で「大塩の乱」はどのように起こったか
第9回 2022/11/30(水) 復興をめざす幕府・諸藩の天保の改革はどのようなものだったか
第10回 2022/12/ 7(水) 幕末維新期の内憂外患と社会に広がる世直し願望はどのような現れ方をしたか
【ご受講に際して】
◆2019年度秋期の同名講座とおおむね同じ内容です。
◆2022年春期から継続する内容を取り扱いますが、初回にこれまでの概要を解説しますので、初めての方もお気軽にご受講ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 深谷 克己 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 早稲田大学文学部助手から教授まで歴任。専門は日本近世史。著書に『士農工商の世』(小学館)、『江戸時代』(岩波書店)、『江戸時代の身分願望』(吉川弘文館)、『田沼意次』(山川出版社)、『東アジア法文明圏の中の日本史』(岩波書店)、『民間社会の天と神仏』(敬文舎)。 |
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