学内講座コード:320224
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
人物回覧―昭和天皇、林芙美子、松本清張、三島由紀夫 映像で読み解くその時代
申し込み締切:
2022年08月03日 (水) 23:30
開催日時:
8月 5日(金)~ 9月 9日(金)/13:00~14:30
入学金:
8,000円
受講料:
11,880円
定員:
24
講座回数:
4回
講座区分:
その他
その他:
ビジター価格 13,662円
補足:
-
【目標】
・日本の戦後の局面をとらえた映像を通して、象徴的な人物と時代のかかわりを考えます。
・時代の節目で人々の心を動かした人物の行動やその造形を振り返ります。
・に敗れた日本人は、その後どのような新たな価値観を受け入れていったのかを考えます。
【講義概要】
日本人は敗戦から占領、復興から成長へと歩みをすすめます。それぞれの局面で日本人は何を考え、どのように生きようとしたのかを、象徴的な4人の人物から探ります。戦争責任を問われながら「現人神」から「象徴」へと再生した昭和天皇の覚悟。貧困のなかを逞しく生きて「放浪記」で流行作家になった林芙美子の戦後の幻滅。「砂の器」で差別の偏見の過去を消して成功を目指した主人公の蹉跌に松本清張が託したものは。割腹自決にいたるまでの三島由紀夫が〈戦後〉に訣別するのは何が理由だったのか。それぞれかかわりの深い映像や作品を教材として考えてゆきます。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 8/ 5(金) 昭和天皇◆「二つの独白録」(NHKスペシャル)・映画「終戦のエンペラー」(ピーター・ウェーバー監督)
第2回 2022/ 8/26(金) 林芙美子◆映画「浮雲」(成瀬巳喜男監督)
第3回 2022/ 9/ 2(金) 松本清張◆映画『砂の器』(野村芳太郎監督)
第4回 2022/ 9/ 9(金) 三島由紀夫◆記録映像「三島由紀夫vs.東大全共闘」・映画『MISHIMA』(ポール・シュレーダー監督)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 柴崎 信三 |
---|---|
肩書き | ジャーナリスト、元日本経済新聞論説委員 |
プロフィール | 1946年東京生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業、日本経済新聞社へ入社。文化部長、論説委員などを務めた。獨協大、白百合女子大で表象文化論、日本文化論などを講じる。著書に『魯迅の日本 漱石のイギリス』(日本経済新聞社)『絵筆のナショナリズム』『絵画の運命』(ともに幻戯書房)『パトリ-祖国の方へ』(ウエッジ)『〈日本的なもの〉とは何か』(筑摩書房)などがある。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.